おけいこ/おけいこ関連情報

退屈な週末はベランダガーデニングを!(2ページ目)

今、働く女性の間でひそかにブームになっているベランダガーデニングをご紹介します。初心者もOK、寄せ植えのお土産までつく人気のレッスンの秘密を知れば、予定のない週末も楽しく過ごせるでしょう。

山口 佐知子

執筆者:山口 佐知子

恋愛・おけいこガイド

部屋の階数によっても変わるガーデニングの不思議

大倉里抄先生
少しの労も惜しまずに、徹頭徹尾、丁寧に指導してくださる大倉先生のファンは多い!
本日、私たちを指導してくださるのはガーデンデザイナーで、「緑のサロン」の代表の大倉里抄先生です。緑の妖精かと思うほど可憐な大倉先生の指導は、とにかく細やか! 「お花って、春が来れば勝手に咲いて冬になれば枯れるものでは?」と雑に考えていた自分が恥ずかしくなるほど、人と緑に丁寧に接します。

たとえば、「○○さんは、何階にお住まいですか?」という質問。これは、ひとくちにベランダガーデニングといっても、1階のベランダと10階のベランダとでは風の強さや温度など環境が異なるため、適した植物も変わってくるということを教えてくれます。1回のレッスンが5人までという少人数制のいいところは、そういった個人的なベランダの相談をできる点でしょう。

ホコリのたまったベランダは“非モテ”の証?


洋書も参考資料に
「南仏っぽくしたい」など、具体的なイメージを伝えるために洋書を参考にするのは効果的
「ベランダガーデニングをはじめるときに大切なのは、“自分がどんな時間を過ごしたいか?”を決めるということですね」と大倉先生は言います。「ちょっとガーデニングができて、イスをひとつ置いてお茶ができる小さな癒し空間にしたい」というベランダに“出る派”から、「部屋からベランダで美しく咲く花を見て和みたい」という“出ない派”まで、希望はさまざま。自分がいちばん気持ちよく過ごせそうなスタイルを想像してみます。

もうひとつのポイントは、「部屋」と「周りの景色」と「ベランダそのもの」という3つのバランス、とのこと。「お部屋の家具がアジアンテイストだったら、ベランダにもバンブーを入れたりすることで統一感がでますし、周りが緑に囲まれているならそれを借景にして活かすというテクニックも使えます」と大倉先生の貴重なアドバイスも。いずれにしても、隅にホコリをためたままの物置化したベランダでは、友だちや彼を家に招いたときに「ダメ~。そっちは見ないで~」とアセるだけ。だったらこの際、思い切ったテコ入れによりベランダを美しくすることで清潔感を演出、“ちゃんとしてる女”アピールをするのも高度な作戦かも!?

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます