IXY DIGITAL 20 ISレビュー

IXY DIGITALのエントリークラスに位置づけられていたIXY DIGIAL 10の後継機であるが、どうも全体的に俯瞰してみると本当に後継機なのだろうかという疑問が湧いてくる。
というわけでそのあたりを中心にレビューしてみよう。

キヤノン
IXY DIGITAL 20 IS
34,800円
08年03月05日発売

IXY DIGITAL 10の後継機……?

IXY DIGITAL 20 ISはIXY DIGITAL 10の後継機とされている。しかし、ほぼ完全なスクエアフォルムであったIXY DIGITAL 10に比べると、IXY DIGITAL 20 ISの外観はかなり丸い。
全体のフォルムが丸みを帯びていることでグリップ感がよくなっている。
特に中央部のくぼみ──というか、「くびれ」とでもいうべきか──がちょうどいい塩梅になっているのだ。

レンズ周りが鏡面仕上げになっていることも手伝って、むしろIXY DIGITAL 900 IS系のフォルムに近いといえるのではないだろうか。
角のアール処理など、ほぼ同じと言っていい。

黒いバンド部分くらいしか共通点が見つからない……。

また、レンズも35-105mm相当の3倍ズームが38-114mm相当の3倍ズームとなっている。
ざっと見てみたところ、共通点がフロントパネルとリアパネルで黒いバンドを挟み込んでいるデザイン、DIGIC IIIを搭載していることくらいしか見あたらない。
IXY DIGITAL 10に手ぶれ補正がついたと思って購入すると、まったく使い勝手が異なってしまい後悔するかもしれない。
実質的に別ラインの製品と考えたほうがよさそうだ。

IXY DIGITALはじめてのカラバリ

本流のIXY DIGITALシリーズとしてははじめて豊富なカラーバリエーションが用意されていることにも注目したい。
IXY DIGITAL Lシリーズにはカラーバリエーションが存在していたが、これまでIXY DIGITAL+数字という、いわば本流のIXYシリーズではカラーバリエーションにはあえて背を向けてきていた。
このあたりも保守的なキヤノンらしいといえばらしいのだが。
今回は白・銀・金・ピンク・ブラウンという5色のバリエーションが用意されている。

外観に関しては「IXY DIGITAL 10とは異なる」というだけで、質感が落ちているようなことはない。しっかりとアルミによる外装であり、質感も充分にある。

レンズの鏡筒部分にもバンドが施されている。

むしろ、人によってはこれまでのIXY DIGITALのフォルムに近いIXY DIGITAL 20 ISのほうを好みとするユーザーもいるはずだ。
それに加えて、さらにカラーバリエーションが追加されているのだから鬼に金棒ではないだろうか。

それでは撮影機能から見ていくとしよう
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