xDピクチャーカードとは?
xDピクチャーカードとは、オリンパスと富士フイルムによって提唱されたメモリーカードのひとつ。製造は東芝が行っている。スマートメディアの後継として策定された規格で、同様にコントローラーを搭載していない。そのため、サイズは20.0mm(H)×25.0mm(W)×1.7mm(D)とminiSDやメモリースティックDuoのようにサブセットではないメモリーカードとしては最小である。
2005年9月現在で最大容量は1GB、規格上の上限は8GBとなっている。
ただし、採用しているのはオリンパスと富士フイルムの両社のみであり、携帯電話などにも採用されていないため、比較的割高なメモリーカードとなってしまっている。
また、2005年3月からType Mと呼ばれる大容量用の規格が別途策定されており(サイズ等は変わらないが、内部的に異なっている)、それ以前にxDピクチャーカードを採用していたデジタルカメラでは相性問題が出ることがあるので注意が必要とされる。
実際、Type MではMPEG-4による録画に問題が出るなどの障害が確認されている。