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メモリーカードが消えていく法則とは? 去り行くスマートメディアの挽歌(2ページ目)

つい先日、スマートメディアが製造中止になるという報道があった。この報道は正確ではなかったが、終息していくことは間違いないだろう。メモリーカードが消えていく法則はあるのだろうか?

清水 博之

清水 博之

デジタルカメラ ガイド

カメラとの付き合いは20年以上。銀塩カメラから始まり、デジタルカメラまで、幅広い知識を持つ。ライターとしても10年以上の経歴を持ち、本や雑誌、Webサイトなどで、デジタルカメラのレビューや選び方などの解説記事を執筆。フィルムカメラの良さもまだまだ捨てがたく、両方の動向をウォッチし続けている。

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採用されなくなったメモリーカードの寿命は3年?

つまり、約3年のインターバルをもって、本体に採用されなくなったメモリーカードは製造中止になると考えられる。
製造中止になっても流通在庫などで入手はできるだろうが、入手性が落ちるのはやむを得ないところだ。

スマートメディアも当分は入手できるはずだ。しかし、徐々に入手しづらくなっていくだろう。
スマートメディアを採用しているデジタルカメラを使っているユーザーはまだまだいるはずだ。
ただ、ユーザーとしては半ば以上、あきらめはついていたのではないだろうか。

スマートメディアが採用されなくなった理由として、その大きさも挙げられる。中央はSDカード。右は次世代スマートメディアとも言われるxDピクチャーカード。
特に小型化が著しいコンパクトスタイルのデジタルカメラにおいて、スマートメディアの面積は不利になる要因のひとつであった。
薄いために体積は小さかったものの、面積比ではかなり大ぶりであったのだ。

ここで気になるのは現行のメモリーカードの行方だ。
「単体に採用されなくなったメモリーカードは3年ていどで製造中止になる」ということを、現行のメモリーカードにあてはめて考えてみよう
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