ハワイ島ヒロ
しっとりと情緒あふれる魅力がたまらないヒロの町。「ここに住みたい」と願う気持ちになってきます。
ダイナミックな自然が旅人を虜にし、「ハワイ島にしか行きたくない!」というリピーターを引きつけてやまない島。日本航空の直行便が飛ぶコナ側はリゾート中心で、日本の方には一般的な存在になってきました。

今回おすすめしたいのは、まだまだ知られざる場所である反対側のヒロの魅力です。見る場所がたくさんあり、一日ツアーの舞台でもあるヒロに、あえて宿泊してどっぷり浸る旅をご紹介しましょう。ハワイ島はとにかく広いので、ヒロもコナも同じ旅で満喫できると思ってはいけません。ヒロだけでも2日、あるいは3日かけて味わいたいですね。

【INDEX】
1.歴史と文化のエリア、ヒロ
2.シグゼーンにカメハメハ大王
3.ヒロから北へドライブして滝を見る
4.やっぱり火山。でも星も見たい!

歴史と文化のエリア、ヒロ

ハワイ島ヒロ
年間を通じて雨が多く、曇りがちの天候。しっとりとした情緒といい、他のハワイとは一線を画す独自の魅力があります。
ハワイ島の行政、経済の中心地は、日本の皆さんにお馴染みのカイルアコナではなくて、実はヒロの方。何といってもハワイ島は「ビッグアイランド」ですから、車での移動には一苦労。コナとヒロ間は2時間半~3時間かかるので、まるで別な島に来たような錯覚に陥るほど、まったく違う印象です。

ヒロは日系人が中心となって栄えてきた町なので、街並みにはどこか古い「昭和」の懐かしい空気が漂います。「三丁目の夕日」みたいな光景があちこちで繰り広げられそうな郷愁をそそる場所。

ヒロのダウンタウンはとても小さいので、車ではなくて散歩をするのがおすすめです。歴史の面影を残すヒストリックタウンでもあるので、建造物を見学しながらノンビリ歩くだけでもとても楽しいものです。

玄関口は、ヒロ国際空港。ホノルル空港からは、ハワイアン航空などのインターアイランド便で約40分の距離。タクシーは極端に少なく、また料金もかさむので、レンタカーは必需品です。車も少なく道は分かりやすいので、運転も簡単。海外の運転デビューもリラックスして楽しむことができそうです。

ヒロはまたフラの発祥の地としても有名で、メリーモナーク・フラ・フェスティバルの舞台でもあります。たくさんのクムフラ(先生)が拠を構える場所でもあり、日本からも師を求めて訪れる方が増えています。

いわゆるビーチリゾートを求めてくる方の期待には応えられなくとも、まったく違う角度から旅人を虜にする不思議な町なのです。

⇒ 次ページではダウンタウンの散策で見つけたいスポットをご紹介。