2006年に23年ぶりの大地震発生。そのときハワイは……

ハワイ島沖大地震
信号がまったく灯っていない交差点を、一時停止しながら怖々と車が行き交います。
2006年、ハワイ時間の10月15日午前7時7分、ハワイ島コナ沖でマグニチュード6.6の地震が発生いたしました。震源地に近いハワイ島はもちろん、人口が集中しているオアフ島でも強烈な地震が体感されました。そして7分後には、マグニチュード5.8の余震が続き、さらに10分後にはハワイ州全体の電気がストップ。大規模で長時間にわたる停電に、ハワイの住民や旅行者が動揺し、翻弄される日曜となりました。大規模な地震の発生は、実に23年ぶり。ハワイに住む人々は、まったく地震になれておらず、対策もなかったのです。ハリケーンと違い、あらかじめ予測不可能な事態だっただけに、食料や水を求めて、真っ暗なスーパーやコンビニに人は列を作りました。

ハワイ島では建物への被害、地すべりなどが報告されましたが、この地震での死者や重傷者はなく、揺れで落ちてきたモノや割れたガラスで軽症を負った人たち約10人がコナ地区の救急病院で手当てを受けた程度。建物破損はコロア地区のホテルで大きな被害も報告されているようです。

地震発生時にハワイ島コナ地区のマウナラニ・ホテルに宿泊していたリンダ・リングル州知事は「いきなり大きな揺れが起きて、ホテル客室内の備品がはずんだようだった。続いて起きた2度目の地震は更に大きく感じ、テレビ、ランプなどの大きなものが飛ぶように落ちてきた」と震源地に近い場所での地震の瞬間の様子を表現しています。ホノルル市長のハネマン氏は日本へ出張中。リングル州知事がヘリコプターでオアフ島に戻り、対策を指揮いたしました。

ハワイ島沖大地震
島中の信号が消え、大きな交差点には警官が出動して、毅然と車を誘導していました。

ハワイ島沖大地震
生活者は新装開店間もないドン・キホーテに。人数制限をし、キャッシュオンリーで生活に必要なパンや水などを販売。

ハワイ島沖大地震
ドン・キホーテのテナントもいくつか開いていて、ガスや予備の電気で準備したのか、温かい食事を提供していました。

ハワイ島沖大地震
いったいいつ電気や水が復旧するのか不安な人々。台風などと違って突然のことだけに、皆準備がありません。

⇒ 旅行者が集中するワイキキの様子は次ページで。