海外で暮らすと恋しい日本の味。でもハワイなら安心　日本の食材はここで買える！(2ページ目)

40年の歴史を誇る会員制日本食品スーパー「マルカイ・マーケットプレイス」

ワード・ファーマーズ・マーケットに位置する会員制スーパー、マルカイ・マーケットプレイス

大阪の商社が1965年に設立したマルカイ・ハワイは、日本から食品や雑貨、インテリアなどを輸入して販売するビジネスを展開して40年。ハワイにもワード・ファーマーズ・マーケットにマーケットプレイスを展開する他、空港近くにはホールセール店を開業しています。

マルカイの特徴は会員制スーパーということ。会員カードを作ってもらわないとショッピングができません。でも手続きは簡単で、18歳以上でIDがあれば、誰でも年会費10ドルで会員になることができます。会員になると、2週間に一度のペースで、セールや特別企画を網羅したチラシを郵送してくれます。「春の吟醸酒スペシャル」とか、「釜飯試食販売」とか、日本語と英語両方で書かれたチラシは見ているだけで楽しくなります。

マルカイのホームページでもレシピを公開したり、フェアなどのイベント情報をお知らせしたりしています。在住日本人はもちろんですが、実は日系人などのロコたちに変わらぬ支持を受けているスーパーとも言えるでしょう。

■マルカイ・マーケットプレイス
1020　Auahi St., Honolulu, HI 96814
Tel: (808) 593-9888
ワード・ファーマーズ・マーケット内
営業時間：：（月-土）7am-8pm、（日）7am-6pm　（基本的には年中無休）

日本のデパート感覚で利用できる白木屋アラモアナ・センター店

日系人や日本人がひっきりなしに訪れる懐かしい匂いのするデパート白木屋アラモアナ・センター店

白木屋という文字を見ると、居酒屋さんを思い起こす方も多いと思いますが、実は白木屋は1662年に日本橋に開業した日本最古の百貨店がオリジナル。1958年に買収された白木屋は、翌年、アラモアナ・センターに初の海外店舗をオープンしたのです。2001年に日本の親会社が閉店を発表した時の地元の反応は私たち在住日本人を驚かせました。日系人を中心に愛されてきた白木屋がなくなることを悲しむ声が多く寄せられ、結果、同じスタイル、同じ名前を譲り受けて、今ではハワイの人々によって運営されています。

家電やブックオフなどでも有名な白木屋ですが、2階フロアの食品売場が最近はなんといっても元気です。日本から有名な物産展をそっくり招いてきたり、クォリティの高い実演販売スタイルを導入して、まさにデパ地下感覚で楽しめるようになりました。和食のブッフェはランチタイムにはとても賑わい、様々な食材も豊富にそろって、地元の人たちでいつもいっぱいです。ホームページでは、今週の広告がご覧いただけます。

■白木屋
1450 Ala Moana Blvd., #2250, Honolulu, HI 96814
Tel: (808) 973-9111
アラモアナ・センター　2階山側メイシーズ寄り
営業時間：：（月-土）9:30am-9pm、（日）9:30am-7pm　（基本的には年中無休）


★輸入品なので多少お値段は高めでも、やっぱり恋しい日本の味。「あそこに行けば手に入る」とわかっているだけでも、気持ちは落ち着くものです。時間がたてばハワイやアメリカの食事にも慣れていくと思いますが、強い味方の3店。ぜひ覚えておきましょう！