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コンピテンシーとは?優秀な人材の行動特性を捉えよう

最近よく耳にするコンピテンシー(行動特性)。高い成果をあげている有能社員の特性を具体的に分析したものである。人事評価や採用面接にも役立つ手法だが、どのような方法なのか? 用語の意味や活用法を、項目や具体例を使いながら紹介する。

執筆者:藤田 幸江

コンピテンシー(行動特性)とは

人事評価や採用面接にも役立つ行動特性

人事評価や採用面接にも役立つ行動特性

コンピテンシー(行動特性)とは、有能な社員が仕事をする際に発揮される特性(仕事の進め方、考え方)を分析、定義し、それを規範として人事の評価指標に採用、全体の能力アップを図り企業の競争力を高めてゆくための手法である。

これまでの人事評価においても「協調性」や「責任感」など、態度の考課は適用されていたけれども、コンピテンシーのように仕事の成果を支えている能力を具体的に詳細に掘り下げ取り出し、普遍的なものとしてモデル化することまではされてはいなかった。

なぜ、今回、コンピテンシーに関するトピックを取り上げたかというと、敏感な方はすでに頭の中で描いているかもしれないが、Web運営、ネット上での活動においても同様に、規範となる「コンピテンシーとしてとらえられる能力」が存在すると強く感じ、具体化してみたいと考えたから。

  • オールアバウトガイドのコンピテンシー
  • オンラインショップ店長のコンピテンシー
  • 人材マネージメントシステムとして販売

組織の社員として働く上で、仕事内容によってそれぞれ必要な能力は異なる。

そしてこれまでの能力評価のように、単に「協調性」「企画力」「責任感」といった言葉の中だけで測定できるものではないのだ。行動を細分化して分析、定義された特性なのである。

書籍『正しいコンピテンシーの使い方』(ヘイコンサルティンググループ著)では、コンピテンシーの適用において、基本コンピテンシーと呼ばれる20のチェック項目があると説明されている。基本項目は“リーダーシップ”“顧客志向性”フレキシビリティ“分析思考力”“専門性”“関係構築力”など20の判断基準からなっている。

高い成果をあげている社員はこれら項目の5~6において強みを発揮しているといわれる。20のすべての項目で高い評価を得る必要はないのだ。

では、Web運営やネット上での活動において、高い成果を生み出すための能力とはどんなものだろうか。

やはりこの必要な能力は実際の業務によって大きく異なってくる。例えばオールアバウトのガイドに必要なコンピテンシーは、オンラインショップの店長に必要なコンピテンシーとは異なる。

具体例1. オールアバウトガイドのコンピテンシー

試しにそれぞれ基本コンピテンシーを20項目から抽出してみたい。
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