スペック以外ではどこが異なるか
左が最新のRX2で、右がRX1。見た目はほとんど同じだが。
基本スペック以外でも、いくつか変更点があるが、その一つがコネクタ周りとなる。
従来機種ではIEEE1394(i.Link)端子があったが、これが減り、1つのUSBポートがeSATAと共通のタイプになった。
また、廃熱部分が広がり、熱をより逃がしやすくなったようだ。45nm版CPU採用とともに、より本体の発熱が低減されていることを期待したいところだ。
本体左面の違い。下がRX2でヒンジ部分USBコネクタ、廃熱部分の違いがわかる。上のRX1は初期モデル。
筐体関係では、見た目でよくわかる違いこそ少ないが、使い勝手に影響する部分では、タッチパッド部分が中央に位置していたのが、キーボードのホームポジションよりに移動した。
液晶のヒンジ部分が別パーツになって、はずれたりするようなことを防止するように強化された。また、液晶天板は薄くて頼りない印象もあったが、剛性はそのままに、使用時にあったたわみのような物を防ぐような構造にするなど、本体部分の筐体も含めて構造をより強固に改良しているという。
微妙にタッチパッドの位置が左に移動した。このためには内部回路の改良が必要となるため、見えないところもかなり改良されていると思われる。 |
ハードウェア面以外でも、ソフトウェア面でも改良があり、各デバイスの冷却状況や、バッテリの充電能力などを含めて監視するソフトである「東芝PCヘルスモニタ」が搭載されるなどしている。基本デザインはそのままだが、最新のスペックで生まれ変わった。最新モデルとなっている。
光学ドライブ非搭載モデルは23万円程度から、光学ドライブ搭載モデルは25万円程度から。
最近の超低価格製品と比べると、価格では4倍もの違いがある。軽量で薄い筐体ながら長時間駆動で高性能という特徴は他の国内大手メーカー製B5ノートの特徴であり、超低価格製品には無い魅力となっている。
気軽に買えないが、パフォーマンスやバッテリ駆動時間を気にすることなく、普通にPCを出先で活用したい方にはこのあたりの高性能B5ノートは今でもおすすめだ。
それはわかるが、もう少し安くなって欲しいというのが誰でも思う本音だろう。
9月12日にWebオリジナルモデルも追加になった。Core 2 Duo SU9400(1.4GHz)、Bluetooth、3年保証などの仕様になっている。
dynabook SS RX2 Webオリジナルモデル製品情報
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