FMV-BIBLO LOOX Tシリーズは10型前後のワイド液晶を搭載し、光学ドライブ搭載、1kg前半の重量というコンセプトで、7年ほど続いたシリーズだが、2008年春モデルからはLOOX Rシリーズとして生まれ変わった。
液晶サイズが12.1型ワイドに大型化されたが、他社も含め12.1型液晶パネルを搭載した製品の中で、底面積が最小となっている。LOOX Tシリーズと比較しても、液晶サイズの大型化に伴う筐体の大型化は避けられており、LOOX Tシリーズユーザーが買い換えても、従来とほぼ同じモバイル製を維持している。
今回、試作機ではあるが、実際に試用してみたので、使い勝手などをレビューしたい。
本体左右 |
LOOX RはLOOX Tと何が変わったか
LOOX T70X | LOOX R70Y | |
液晶サイズ | 10.6 | 12.1 |
光学ドライブ | 取り外し可 | 固定 |
Webカメラ | あり(カスタムメイド) | なし |
寸法 | 272.9×200.9×27.1/29.9mm | 274/280×207×27.3/37.4mm |
重量 | 1.08kgから | 1.05kgから |
LOOX Tシリーズの利点としては、小型軽量ながら光学ドライブが取り外し可能で代わりにバッテリパックなどを搭載できる点などがあったが、LOOX Rでは光学ドライブが固定で、カスタムメイドで無しには出来るが、自由に取り外すことは出来なくなった。
寸法は最大厚部分が8mm程厚くなり、奥行きが7mm程大きくなっている。LOOX Tより若干大きめになったという印象だ。
他にはWebカメラが無くなるなど、LOOX Tから削られた物もあが、ポートリプリケーターが用意されるなど増えた機能もある。