東芝のWindows Vista対応2007年春モデルが発表になった。
最大の特徴はWindows Vista対応だが、HD DVD-R記録対応のQosmioが登場するなどハードウェア面も強化されている。
東芝製品のVista対応状況や新製品の特徴を見てみよう。Web販売モデルはこちら
東芝 Windows Vista対応状況
東芝の場合、製品ラインによりWindows Vistaのエディションが異なっている。
今回発表になった店頭販売向け製品では、低価格モデルなどでVista Home Basic、ビジネス志向の製品にはVista Business、それ以外はVista Home Premiumとなっている。
製品ライン | Vistaのエディション |
Qosmio | Home Premium |
dynabook TX | Home Premium |
dynabook AX/CX | Home Basic |
dynabook SS MX | Home Basic |
dynabook SS SX | Business |
dynabook AX/CXは低価格モデルのためHome Basicが採用されているのはわかるが、dynabook SS MXは12.1型ワイド液晶搭載の2スピンドル機であり、メモリさえ増設すればHome Premiumも問題なく動作するはずだが、Home Basicが採用されているのが残念だ。
もちろん、メモリを増設すればWindows Anytime UpgradeなどでPremiumへアップグレードしても問題ないが、dynabook SS MXはBusinessもしくはHome Premiumを搭載すべきモデルなのではないかと思う。
以上、店頭向けモデルの話であり、より高性能な製品は従来と同じようにWebオリジナルモデルとして登場することも予想されるので、各エディションにこだわりのある方は、店頭モデルではなくWebオリジナルモデルにも注目していただきたい。
東芝がVistaで特に力を入れているのが、Vistaにより若干異なる使い勝手を解消するためのソフト類だろう。
従来からある「PC引越ナビ」、「できるdynabook」のVista対応はもちろん、the 2007 Microsoft Office system(以下:Office 2007)のWordやExcelの操作が学べる「動画で学ぶWord&Excel」やパソコンを始めて使う方用の「セットアップガイド」、「はじめてガイド」がプリインストールされており、パソコン初心者ユーザーにはもちろんのこと、Vistaを始めて使うことになる全ユーザーを対象に戸惑わないくふうがされている。
HD DVD記録対応 Qosmio
A4スタンダードノート dynabook TX/AX/CX
B5ノート dynabook SSシリーズ
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dynabook.com 東芝製品情報サイト