現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年10月8日に回答があった東京都在住66歳男性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:M.K
年齢性別:66歳男性
同居家族構成:本人、妻
住居形態:賃貸
居住地:東京都
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:1300万円
世帯の預貯金:約5000万円、リスク資産:4500万円
これまでの年金加入期間:国民年金77カ月(第1号)、厚生年金285カ月、企業年金9年
現在受給している年金額(月額)
老齢年金(国民年金・厚生年金):11万8735円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
そのほか(企業年金や個人年金保険など):企業年金2万2000円
配偶者の年金や収入:収入700万円(年額)
「フリーランスとしての収入が年100万~150万円」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答したM.Kさん。その理由については、「予想はしていたが、こんなに少ないとは思っていなかった。蓄えはありますが、インフレが続く中、将来的な不安も感じています」と語っています。
ひと月の支出は「35万円」で、年金だけでは「毎月足りない」ため、足りない分は「自分の収入、妻の収入、蓄えている預金など」で補っているそうです。自身の収入については、「定期的な収入はありませんが、フリーランスとしての収入が年100万~150万円ほどあります」とのことです。
「オーケーのおかげで、あまりインフレを実感しない」
日ごろの節約については「現役時代から工夫していて、その延長線上でやっています。現役時代は月に2回前後旅行していましたが、今は年に4~5回くらいにしています。車にかけるコストも大幅に下げました。工夫ではありませんが、子どもの教育費がなくなったので、その分は助かっています」と説明します。
2026年に入って負担が増えたと感じるのは「野菜の価格が全体的に上昇していること」。物価高でも削れないのは「食費。もともと工夫していたので、これ以上抑えようがない」と言います。
よく利用する店はディスカウントスーパーのオーケーで「現役時代から使っています。このスーパーのおかげで、あまりインフレを実感せずにいられます。もちろん値上がりはしていますが、今がちょうど以前の大型スーパー並みの価格です」と話します。
役立っている制度は「自治体のスポーツクラブ。65歳以上は無料で利用できます。それまでは月額1万3800円のスポーツクラブのコナミに通っていたので助かります」とのことです。
「お酒の量が大幅に減って、かえって健康に」
年金生活に入って予想外だったのは「お酒の量が大幅に減ったので、かえって健康になったこと」。現役時代を振り返ると「後悔はしていませんが、持っていた自社株やストックオプションなどの株式を、そのまま持っていればよかったとは思います」とM.Kさん。
年金生活での楽しみは「趣味が旅行なので、家族で集まれる旅行が最大の楽しみ」だそう。
最後に不安を尋ねると「特にありません。若いころに比べて体力以外は何も変わっていないと感じるので、これからが大事だと思っています。体力は不安ですが、家族に迷惑をかけることのないよう、健康に留意するとともに毎日運動に励んでいます」と語られていました。
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