まとまったお金を「そのまま普通預金に置いておくのはもったいない」と感じている方もいるでしょう。そんなとき、預け替え先として身近なのが、ゆうちょ銀行の「定期貯金」です。一般的な銀行でいう定期預金に当たります。
2026年10月13日時点の金利は、1年ものが年0.5%、2年ものが年0.65%です。今回は、100万円をゆうちょ銀行の定期貯金に2年間預けた場合の利息と、預け替え前に確認したいポイントをご紹介します。

ゆうちょ銀行の定期貯金に「金利0.65%」で100万円預けると、利息はいくら?
定期貯金は、預け入れるときに期間を決め、その時点の金利で運用する商品です。2年ものは単利なので、元金に対して利息が付きます。
100万円を年0.65%で2年間預けた場合、利息の概算は次のとおりです。
・税引き前の利息:100万円×0.65%×2年=1万3000円
・差し引かれる税金:合計約2640円
・税引き後の受取利息:合計約1万360円
利息には原則20.315%の税金がかかります。実際には日割り計算や税金の端数処理などによって、受取額が多少異なります。
ここで確認したいのが、利息を受け取るタイミングです。通常の2年定期貯金では、1年経過時に1年分の利子を、1年ものの定期貯金または通常貯金へ振り替えます。
そのため、約1万360円は「2年間で受け取る利息の合計」であり、2年後に一度に受け取る金額ではありません。
<参照>金利一覧-ゆうちょ銀行
ゆうちょ銀行の定期貯金の特徴は?
ゆうちょ銀行の定期貯金には、次のような特徴があります。
・1000円以上1000円単位で預け入れできる
・預入期間は「1カ月・3カ月・6カ月・1年・2年・3年・4年・5年・10年」から選べる
・3年未満は単利、3年以上は半年複利で利息を計算する
半年複利は、半年ごとに利息を計算上の元金に加え、その利息にも次の利息が付く仕組みです。期間を選ぶときは、金利だけでなく、お金を使う時期も合わせて考えましょう。
自動継続を選ぶと、満期後に同じ期間の定期貯金へ預け直されます。継続後は、その時点の金利が適用されます。満期に使う予定がある場合は、通常貯金へ振り替える取り扱いも確認しておくとよいでしょう。
また、満期前でも払い戻しはできますが、当初の年0.65%ではなく「預入期間内払戻利率」が適用されます。例えば、2026年10月現在の金利で預けた2年ものを1年半で払い戻す場合、計算の基準は1年ものの年0.5%×60%=年0.3%です。ただし、預入日時点の通常貯金金利を下回らない扱いなので、現在の通常貯金金利である年0.4%が下限となります。
途中で使う可能性のあるお金は通常貯金に残し、定期貯金には満期まで使わない金額を預けるとよいでしょう。
<参照>定期貯金-ゆうちょ銀行
定期貯金だけじゃない。ゆうちょ銀行の魅力って?
ゆうちょ銀行の魅力は、郵便局の貯金窓口やATMが全国にあり、身近な場所で利用できることです。窓口で相談しながら手続きをしたい人にも、利用しやすい銀行といえるでしょう。
ATMの料金は、ゆうちょ銀行や郵便局内に設置されたゆうちょATMの場合、通常貯金の紙幣による預け入れ・引き出しは原則として全時間帯で無料です。なお、駅や商業施設などに設置されたATMは時間帯によって料金がかかりますので注意しましょう。
預け替えを考える人が押さえておきたいのが、今後の金利改定です。
ゆうちょ銀行は、2026年11月9日から通常貯金の金利を年0.4%から年0.5%へ引き上げると発表しています。すでに預けている通常貯金にも、11月9日以降は新しい金利が適用されます。また、今回ご紹介した定期性貯金についても引き上げを予定しているとのことですが、2026年10月時点において、詳細は未発表です。
まとめ
100万円をゆうちょ銀行の2年定期貯金に年0.65%で預けた場合、2年間の税引き後利息は合計約1万360円です。
預け替えを考える方は、金利改定の情報にも注目したい時期です。通常貯金は11月9日に金利が上がり、定期性貯金も引き上げが予定されています。
すぐに使うお金は通常貯金に、しばらく使わないお金は定期貯金に。最新の金利と満期までの期間を確認し、暮らしに合った預け方を選びましょう。







