老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、年金生活で古い建物の修繕費を用意できず困っている方からの質問です。専門家に質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。
Q:年金生活で、古い建物の修繕費が出せません。どうすればよいでしょうか?
「60代と70代後半の夫婦です。2人とも年金生活で、年々生活が苦しくなっています。息子家族とは別居していますが、光熱費や税金の一部も負担しています。自宅の古い建物は、2000年の地震で一部が壊れたままです。このままでは道路側に崩れそうで心配ですが、修繕する資金がありません。どうしたらよいでしょうか?」(鳥好き)

A:まずは自治体に相談し、利用できる補助制度などがないか確認してみましょう。息子さん家族への援助を見直すことも検討してみてください
鳥好きさんは、2000年の地震で壊れた建物の一部がそのままになっており、道路側に崩れるのではないかと心配されているとのことです。
建物の状態によっては、倒壊した際に道路をふさいだり、近隣の建物や通行人などに被害を与えたりする可能性もあります。長期間そのままになっているとのことですので、まずは建物の状態を確認し、必要な対応について自治体の建築・住宅関係の窓口などに相談してみましょう。
自治体によっては、住宅の耐震診断や耐震改修などに対する補助制度を設けている場合があります。ただし、対象となる建物や建築時期、工事内容、補助金額などの条件は自治体によって異なります。
そのため、「古い建物だから補助を受けられる」と考えるのではなく、まずは住んでいる自治体に問い合わせて、利用できる制度がないか確認してみるとよいでしょう。
問い合わせる際には、建物がいつ建てられたものなのか、2000年の地震でどの部分が壊れたのか、現在どのような状態になっているのかなどを整理しておくと相談しやすいでしょう。
息子さん家族への援助も一度見直してみては?
もう1つ気になるのは、別居している息子さん家族の光熱費や税金の一部を負担している点です。
鳥好きさん夫婦自身の生活が年々苦しくなり、危険が心配される建物の修繕費も用意できない状況であれば、まずは自分たちの生活や住まいの安全を優先することも大切です。
息子さん家族への援助について一度家族で話し合い、援助する金額を減らしたり、援助そのものをやめたりできないか検討してみてはいかがでしょうか。
建物の修繕にはまとまったお金が必要になることがあります。まずは自治体に相談して利用できる制度がないか確認するとともに、今後の生活を考えて、家計から出ていくお金についても一度整理してみましょう。
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