カラーコーディネート

2026秋冬は「チェリーレッド」「クレイピンク」を差し色に! 暖色系を効かせた「差し色コーデ」4選

2026秋冬は、ベーシックカラーを基調としつつ、1色だけ鮮やかな色を効かせる「差し色コーデ」がトレンド。寒色系よりも、チェリーレッドやクレイピンクなどの暖色系がおすすめです。今回は、おすすめの差し色と取り入れ方のコツを解説します!

松本 英恵

松本 英恵

カラーコーディネート ガイド

カラーコーディネーター

パーソナルカラー、トレンドカラー、カラーマーケティング、色彩科学、色彩心理、カラーセラピー、色占いなどの知見を活用し、執筆、監修、講演などを行なっている。著書に『人を動かす「色」の科学』(サイエンス・アイ新書)などがある。

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2026秋冬は、ベーシックカラーを基調としつつ、差し色や素材感で変化をつけるコーディネートが主流です。差し色とは、ベースカラー(面積の大きい落ち着いた色)の中に、1色だけ鮮やかな色を効かせて視線を集める手法のこと。

2026秋冬の「差し色コーデ」は、暖色系がおすすめ!
2026秋冬の「差し色コーデ」は、暖色系がおすすめ!

差し色にもトレンドがあり、今シーズンはチェリーレッドやクレイピンクなどの暖色系がおすすめ! コンパクトなトップス、スウェットの肩掛けや腰巻き、バッグなどの小物で一点差しすると、トレンド感のあるカラーコーディネートを楽しめます。

今回は、2026秋冬の差し色コーディネートをテーマに、おすすめのカラーと取り入れ方を解説します!

差し色「レッド」を面で取り入れる

出典:WEAR
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この写真は、ブラウンのコーデュロイパンツとブラックの小物(ローファーとトートバッグ)をベースカラーに、レッドのジャージー素材の長袖Tシャツを差し色にしたコーディネート。差し色は、全体の1~2割程度に抑えるのが鉄則。このコーディネートは、下半身(パンツと小物)がブラウンとブラックの濃い色でまとまり、上半身のレッドが唯一の主張点になっています。

ベースカラーがネイビーやグレーなど寒色系の場合、赤の差し色はもっと強いコントラストとなりますが、ブラウンは赤の同系統(暖色・低彩度)なので赤を差し込んでもけんかせず、むしろ深みが増します。

このように、ベースカラーとの色相関係で「なじませる差し色」か「際立たせる差し色」かが変わってきます。今回のコーディネートは前者の「なじませる」タイプで、大人カジュアルな秋の雰囲気に仕上がっています。

差し色「ピンク」を肩に掛ける

出典:WEAR
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この写真は、ネイビーのレギュラーシャツとブラウン系のワイドデニムパンツとブラックの小物(ローファーとバッグ)というように、ベースカラーを落ち着いた秋らしいニュートラルカラーでまとめ、ピンク系のコットンバルキーボートニットを肩掛けした差し色コーディネート。

ネイビー×ピンクはコントラストが適度にあり、ブラウンのパンツが全体を秋らしくまとめています。黒は差し色ではなく「締め色」。ピンク×ブラウンという優しい配色は輪郭がぼやけやすいので、黒い靴を置くことで足元が引き締まり、全体がぼやけた印象になるのを防いでいます。

柔らかいピンクを面積を抑えて取り入れることで、優しい華やかさと季節感が出ています。

差し色「オレンジ」を腰に巻く

出典:WEAR
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この写真は、秋の定番色ブラウンのスウェットにファーベストを重ねてブルーデニムのパンツを合わせ、オレンジ系のスウェットを腰に巻いた差し色コーディネート。腰に巻いて「添える」という形でオレンジを投入する差し色コーディネートは、首元や裾から色をのぞかせるより自由度が高く、着脱や巻き方で面積や見え方を自分で調整できるのが利点です。

ブラウンは暖色系なので、同じ暖色のオレンジを合わせるとなじみ過ぎて埋もれそうに思えます。しかし、オレンジはブラウンより明度・彩度が高いため、視認性が保たれています。色相だけでなく、明度・彩度の差でも差し色は成立するという好例です。

差し色を腰の高さに置くことで、視線が上→腰→脚と自然に流れ、着痩せ効果やスタイルアップにもつながります。位置による効果の違いも差し色設計の重要な要素です。

差し色「イエロー」を小物で取り入れる

出典:WEAR
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この写真は、グレー系のポンポンシャギーベストにグレー系のチェック柄シャツを羽織り、白のスマートイージーパンツを合わせるという、グレー×ホワイトの無彩色のベースに、イエローのバッグを差し色にしたコーディネート。

無彩色はどんな色とも衝突しないため、差し色の選択肢が最も広く、差し色そのものの主張がダイレクトに伝わります。イエローという彩度の高い色を持ってきても、ベースが色を持たないグレー×ホワイトだからこそけんかせずに映えています。

バッグは元々コンパクトなアイテムなので、意識せずとも自然に1~2割以下の面積に収まります。服選びのように面積を考えて選ぶ手間が要らないのが利点です。服の色を変えるより、バッグ1つを持ち替える方が圧倒的に手軽。ベースコーディネート(グレー×ホワイト)はそのままに、バッグの色だけ変えれば差し色のバリエーションを何通りも作れます。

黒いネックレスは「締め色」。淡い色同士(グレー×ホワイト)+ビビッドな差し色(イエロー)の組み合わせは輪郭がぼやけやすいため、黒の小さな点を足して顔まわりを引き締めるという工夫が見られます。

差し色コーデのコツ

こうして並べてみると、差し色コーディネートは「どこに」「どれだけの面積で」「何を使って」入れるかという3つの軸の組み合わせだと分かります。

差し色を効かせるためには、ベースカラーを1色か2色に絞ることが大切。バッグなどの小物で取り入れるのが最も簡単ですが、肩掛け、腰巻きスタイルで、面積を調整しながらコーディネートを楽しむのもおすすめです。コンパクトなトップスで取り入れるなら、パーソナルカラーを意識すると肌なじみが良く、ぐっとおしゃれに見えますよ。ぜひ、皆さんも参考にしてみてくださいね!

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