現役時代と比べて、老後になって増えてくるのが自由な時間。今ならゆっくりと旅を楽しめると感じる一方で、シニアは体力や費用、持ち物の心配もありますよね。
では、実際にシニア世代はどのように旅行を楽しんでいるのでしょうか。All Aboutが募集している「10万円以下のシニアの秋冬旅エピソード」から2026年9月3日に回答のあった、東京都在住69歳女性のエピソードを紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:ちゅりん
年齢・性別:69歳・女性
同居家族構成:本人、夫(76歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:東京都
現在の現預金:3500万円、リスク資産:5000万円
現在の収支(月額)
ひと月の収入:年金25万円程度(自身の年金は7万円ほど)、配当35万円ほど(年額)
ひと月の支出:25万円
行ってよかったシニアの秋冬の旅先は蒲郡と浜松
現役引退後は「1年に4回以上、友人との旅」をすることが多いというちゅりんさん。
シニアになって行ってよかった秋冬の旅先は、「2025年2月に友人と訪れた2泊の東海地方」だそう。
旅では豊川稲荷や竹島、浜松城、浜松の楽器博物館を巡り、静岡駅に出て帰京したとのこと。1泊目については「クラシック音楽が好きな友人との旅だったので、ディナー付きコンサートのある蒲郡クラシックホテルの予約をしました。演奏者との距離感が近くアットホームないい雰囲気で、食事もおいしく、他の方々のマナーもよく楽しめました」と話します。
また「2泊目は東横イン。手持ちのVJAギフトカードを使い、安く泊まることができました」とのこと。
浜松では「出世城と呼ばれる浜松城と、ものすごい量の楽器、特にヤマハやカワイ、ローランドのお膝元なので鍵盤楽器が豊富な楽器博物館は見応えがありました」と教えてくれました。
なお移動は「主にJR」を利用。旅行にかかった費用は「交通費はジパング倶楽部を利用し、往復で1万2590円。ホテルは1万9000円を2人で折半。ディナー付きクラシックコンサートが1万2000円」などとあり、「浜松城や楽器博物館、飲食なども入れると1人当たり総額6万円弱」だったそうです。
「途中下車OKで、別にかかった乗車券代は豊橋~豊川稲荷の往復だけ」
旅の中で特によかったものについては、「蒲郡クラシックホテルは、実は推しのアスリートのゆかりの地でもあり、感慨深いものがありました。またお庭や竹島が見える眺望がよく、楽しめました」とのこと。
一方で想定外だったのは「何といっても温暖だと思っていた地域の思わぬ寒さ。東横インのフロントの方によると、浜松はあたたかいと思って来て、寒さに驚くお客さまがいらっしゃるそうです」と話します。
旅の中で特にお得と感じたこととして、2025年2月当時は「旅行先のいちばん遠い駅との往復乗車券を購入し、途中下車OKのルールを利用したので、別にかかった乗車券代は豊橋と豊川稲荷の間の往復分だけでした」とちゅりんさん。「復路は気が向くままに静岡駅に出て、そこからひかりの座席指定券を購入しました。ジパング倶楽部と途中下車の威力を感じる旅でした」と続けます。
「限られた予算なら、宿か観光かどちらかに絞る」
年金生活における旅費のやりくりについては、「家庭で使うものの原資は夫の年金で賄えるようにしています。自分の年金や配当から、旅行費用のほとんどを出しています」とのこと。
シニア旅行での心配事は「トイレ問題」だそうで、「年々トイレが近くなっているので、ツアー参加の時はトイレ休憩をシニア向けに設定している旅行会社が安心です」と言います。「昨秋、海外ツアーに参加した時は、現地のトイレ事情を調べて、日本のようにはいかない可能性が高いと判断して、お守りに紙おむつを持参しました。幸い役に立ちませんでしたが」とも。
最後に、これから旅行を計画している同世代に向けて「限られた予算なら、宿を楽しむのか、観光を楽しむのか、どちらかに絞ったほうがよいと思います」とアドバイス。「今は女性の1人旅は多いし、ツアーでも1人参加の方は結構いらっしゃるので、他人からどう見られるかとか誰も気にしていないので、ぜひ参加してみては」と話されていました。
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