日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、2026年8月10日に回答のあった、神奈川県在住35歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:はまや
年齢性別:35歳女性
同居家族構成:本人、夫(38歳)、長女(9歳)、長男(1歳)
居住地:神奈川県
住居形態:賃貸
職業:パート・アルバイト
世帯年収:本人280万円、配偶者350万円
金融資産:現預金50万円
専門学校の奨学金250万円を借り入れ、33歳で完済
「専門学校」で奨学金を利用したというはまやさん。借入総額は「250万円」で、種類は「日本学生支援機構(第二種・有利子)」。基本の返済は「毎月1万3000円」。33歳で完済したそうです。
奨学金を借りた経緯について「製菓専門学校の入学金、学費のために親が手配してくれて借りました。兄も私も高校以降の進学は奨学金でと親から言われていたため、特に不満も不安もなく働いてから分割で返すものだと思っていました」と言います。
「兄は医大で莫大な学費を奨学金で、私は製菓の専門学校の材料費と教材費がかなり高かったのですが親の選択に何も疑問を抱きませんでした」と振り返ります。
返済の生活への影響については「どちらとも言えない」と回答。「毎月の額は決して安いものではありませんでしたが、支払えない額でもなかったので毎月引き落としをされていました。転職期間や失業中や育休中などは多少苦しかったですが、支払い猶予を申請せずに支払いができていました」と話します。
転職後でバタバタ「見知らぬ電話がかかってくる」
返済中に最も印象に残っている出来事として、「転職後に給与口座が変わり、返済の引き落としがされず2カ月連続で支払い遅延になっていたことがありました」とはまやさん。
「転職後でバタバタ、保育園の転園も重なりまったく気がつかず、振替用の案内手紙も届いてるけど後回しにして開けないままでした。見知らぬ電話があまりにもかかってくるのでなんだろう?と不思議に思っていたら奨学金でした。慌てて払いました」と語ります。
繰り上げ返済のきっかけは「夫がフリーランスに転向を決めたため。私にできることは私自身の支払いを減らし安定して働き続け家計を守ることだと思い、フリーランス転向の前に支払い関係を整理しました。繰り上げて支払える分はその年のボーナスを使って精算することにして、奨学金を繰り上げ返済しました」とのこと。
完済時は「達成感とかなくて、淡々としてました。奨学金の支払いがなくなるのは負担的に軽くなりますが、子どもがいたし夫はフリーランスになるし、少しでも浮いたお金はうまく回さねばといっぱいいっぱいだったので。ただ親には一応報告しました」と当時の思いを語ります。
奨学金について「借りてよかった」と回答。「周りにも奨学金を支払ってる方はたくさんいたし、そんなマイナスなイメージがそもそもない。専門学校時代はとっても楽しかったし本当に通えてよかった。無理だよって一言も言わずに奨学金を手配してくれた親に感謝しています」と語ります。
返済経験を通じて思うことは「奨学金が必要ない方が子どもにとっていい。だけど本人のやりたいことのために1つの選択肢として身をもって説明しようと思いました」とコメントを残していました。
奨学金の返済に関するエピソードを募集中です
奨学金の借り入れ・返済にまつわるエピソードをお寄せください。投稿はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文中のコメントは、投稿内容をもとに読みやすく再構成しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません







