日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、2026年8月10日に回答のあった、三重県在住36歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:tsumiki2
年齢・性別:36歳・女性
同居家族構成:本人のみ
居住地:三重県
住居形態:賃貸
職業:正社員
年収:300万円
金融資産:現預金10万円、リスク資産130万円
「短大に行くなら奨学金を借りろ」という親の方針で200万円を借り入れ
「短大」で奨学金を利用したというtsumiki2さん。借入総額は「200万円」で、種類は「日本学生支援機構(第二種・有利子)」。基本の返済は「毎月1万5000円」。30代前半で完済したそうです。
奨学金を借りた経緯について「親にきちんと聞いたことはないが、家計に余裕がなかったようで、親の方針として、短期大学に行くなら奨学金を借りろということだったので、あまり何も考えずに軽い気持ちで借りてしまった」とtsumiki2さん。
返済は生活に「かなり影響した」と回答。「低収入のため毎月の返済は苦しく、転職活動中で収入がない期間も返済をし続け、さらに少しでも早く完済したくて繰り上げ返済をしていたため、貯金がほとんどできなかった」と話します。
ボーナスやコロナの給付金を返済に充て、完済
返済中に最も印象に残っている出来事として、「低収入でボーナスもない職場に勤めていた期間が長かったため、初めの10年くらいは返済がすごく苦しかった」とtsumiki2さん。「完済間近にやや収入が上がったことで繰り上げ返済が可能になり、加えてボーナスが入った際や、コロナの給付金を受け取った際も奨学金の返済に充てた」と語ります。
奨学金を借りることで「お金の使い方や優先順位を考えるきっかけになったことはよかったと思う。借金をしているというストレスが強かったことや、繰り上げ分は分割手数料が免除になることもあり、微々たる負担でも減らしたいという気持ちから繰り上げ返済を選びました。完済予定が早まっていくことも、完済へのモチベーションになった」と続けます。
完済時は「ようやく肩の荷が下りた気持ちになってほっとした。貯金が今までよりもできるようになり、気持ちに少し余裕ができるようになったし、念願だった1人暮らしも始められた」と振り返ります。
奨学金を借りてよかったかという問いには「どちらとも言えない」と回答。「奨学金を借りていなかったら短期大学には通えていなかったと思うけれど、結果的に短期大学で学んだことを生かした職種には就いておらず、借金だけが残った形になってしまったから」とコメントしました。
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