日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、2026年8月10日に回答のあった、28歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:Red velvet
年齢性別:28歳女性
同居家族構成:本人、夫(29歳)
居住地:不明
住居形態:賃貸
職業:専業主婦
世帯年収:夫820万円
金融資産:現預金1000万円
医療系大学の学費が足りず、奨学金300万円を借り入れ
「大学」で奨学金を利用したというRed velvetさん。借り入れ総額は「300万円」で、種類は「日本学生支援機構(第一種・無利子)」。基本の返済は「毎月1万5000円」。27歳で完済したそうです。
奨学金を借りた経緯について「両親の収入、貯金では学費が足りなかったため。志望していた医療系の大学はやや学費が高く、一部借りざるを得なかった。本当は借金なんてないのが理想だったが、国家資格を取って将来的に安定したかったので、奨学金を借りることを条件に大学に行かせてもらえた」とRed velvetさん。
返済は生活に「まあまあ影響している」と回答。「就職して稼ぎ始めても、マイナス300万円からのスタート。若いうちは給料もそこまで高くはなく、生活費から1万円でもなくなるのは切なかった。月数万円ずつ返していくとなると、先が長いなと思いやられることがあった」と話します。
「それなりの額の借金であることに変わりはない」
返済中に最も印象に残っている出来事として、「社会人3年目で残りを全額返済した。貯金はなくなるが、少しでも早く借金をゼロにしたくて返済を優先した」とRed velvetさん。
「親を連帯保証人、親戚を保証人としていたので、その人たちから責任を解放したくて早めに思い切って返済に踏み切った。奨学金を借りるとき、親戚に第二責任者をお願いしたら一度断られたことがある。やはり奨学金といえど、それなりの額の借金であることに変わりはないため、そのよくないイメージと責任を最速で払拭(ふっしょく)したかった」と語ります。
「返済完了のあいさつにいくと、思ったより早かったね、頑張ったねと言ってもらえた。借金からの解放、周りへの気遣いがなくなって気持ちが楽になった」と振り返ります。
完済の工夫については「ある程度お金が貯まるまでは最初の金額でずっと支払いを続けて、ボーナスは貯めておいた。どのみち借金の金額分は早かれ遅かれ出ていくので、貯まったらすぐに全額返済した」とのことです。
奨学金を借りてよかったかという問いには「どちらともいえない」と回答。「借りないと大学に行けなかったため、借りて無事に国家資格が取れてよかったと思う。一方でもし借りる必要がない家庭だったら、社会人になってプラス300万円は貯まっていたんだと額の大きさに改めて痛感した」と話します。
これから借りる人に向けては「できるだけ早い返済をお勧めします。最低限の貯金の余裕があれば大丈夫なので、めどがついたら、すぐに手続きをして早く借金から解放されましょう。その方が気持ちがすごく楽になります。結婚前には返済しておくとよりよい印象を持たれます」と語られていました。
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