日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、2026年8月10日に回答のあった、福岡県在住41歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:とかとか
年齢・性別:41歳・女性
同居家族構成:本人、パートナー(40歳)
居住地:福岡県
住居形態:賃貸
職業:パート・アルバイト
世帯年収:本人380万円、パートナー0円
金融資産:現預金400万円
自立を選び、奨学金240万円を借り入れ
進学のために奨学金を利用したという、とかとかさん。借り入れ総額は「240万円」で、種類は「日本学生支援機構(第一種・無利子)」。返済は「毎月1万円で、時々2万円」。30歳前後で完済したそうです。
奨学金を借りた経緯について「自分の道は自分で行くと決め、進学時に、親からの援助はいらないと大げんかをして、バイトをしながら学費を払っていたが、途中から遊びたくなり、その際に奨学金を借りられると知って申請した」と、とかとかさん。「当時は自分の行く道に責任を持ちたかったのと、早く大人になりたい、でも遊びたいといった気持ちの中、卒業後すぐに就職して自立を目指しながら返済していました。後悔はしてません。そんな自分を誇りに思う」と振り返ります。
返済は生活に「まあまあ影響した」と回答し、「食費を我慢したり趣味を抑えたりしていました」と話します。
「滞納分をギャンブルで大勝ちしたときに払うことも」
返済中に最も印象に残っている出来事として、「若いころはあんなにしっかりして自立していたのに、年を重ねるごとに欲に負けて、資金が不足して返済がきつくなることもあれば、ギャンブルで大勝ちしたときは滞納分を払うなど、とにかく振れ幅が大きかった」と、とかとかさん。「しんどいけど若さもあって、楽しく乗り越えていました。若いころに自立していた分、大人になってから(自身の)子どものような部分を感じることもあり、苦労も多かったですが、この経験があってよかったと思います」と語ります。
完済までの道のりについては「苦しいながらも毎日楽しく工夫して生活していました。それでも趣味を抑えたり、食費が本当になくて、食費を抑え込んで貧乏飯を作ったり、反動で欲が爆発したり、色なことを体験しました。でも楽しかったです」とのこと。完済時は「やっとおわったぁぁぁ!貯金するぞ!と意気込むも、やはり欲には負けます。特に生活が変わることはなかったです。お金の使い方は変わらなかった」と振り返ります。
奨学金については「借りてよかった」と回答。「全部自分の判断で、自己責任。当時借りていなかったら、欲を我慢して自分のことが嫌いになっていたかもしれない。乗り越えることで強みにもなるし、当時を振り返ると、今後の人生でまだまだ自分は挑戦できると思える。完済できたことで40歳からの自分が好きになれる」と話します。
これから奨学金の借り入れを検討している人に向けては「どんな選択をするにしろ、自分で選んだことに責任と覚悟を持とう。できないときがあっても、いずれはできるようになる。その経験は無駄じゃない」とコメントされました。
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