現役時代にいくら稼ぎ、貯蓄をしておけば安心した暮らしができるのか。All Aboutが実施している「年金生活に関するアンケート」から、2026年6月22日に回答があった福井県在住65歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:ユーチューバーさん
年齢性別:65歳男性
同居家族構成:本人、妻(65歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:福井県
リタイア前の雇用形態:正社員
リタイア前の年収:850万円
現在の現預金:3800万円、リスク資産:1100万円
これまでの年金加入期間:厚生年金527カ月、個人年金保険324カ月、企業年金(加入期間は不明)
現在の収支(月額)
老齢基礎年金(国民年金):7万600円
老齢厚生年金(厚生年金):12万1400円
障害基礎年金や障害厚生年金(障害年金):なし
遺族基礎年金や遺族厚生年金(遺族年金):なし
そのほか(企業年金や個人年金保険など):個人年金保険52万5700円、企業年金51万2700円(いずれも年額)
配偶者の年金や収入:給与収入207万円(年額)※年金は繰り下げ中
「特例の対象まであと1カ月届かず、厚生年金が増額できなかった」
現在の年金額について満足しているか、の問いに「満足していない」と回答したユーチューバーさん。
その理由として、「ガンにより退職せざるをえず、長期加入者の特例(一定条件を満たす人が年金を早く受け取れる制度)対象に、厚生年金加入期間が1カ月不足となり、増額できなかった。加えて、現時点では年金の受給が始まったばかりで、税金や社会保険料などがいくら差し引かれるか分からず、実際の手取り額をまだ把握できていないため、今後の収支が心配」と吐露しています。
月によって前後するものの、ひと月の支出は平均して「30万円ほど」。月額約28万円の年金で大部分を賄い、足りない分については「妻のパート収入で補っている」と回答しています。
「妻は70歳までパートを続け、私も秋頃からパート勤務を検討中」
妻が働くことについては、「互いが元気なうちに、国内もしくは海外旅行に、年1~2回は行きたいと私は思っているが、妻は70歳までは働きたいようで計画すら立てられない」と複雑な胸の内を明かすユーチューバーさん。
一方で今後は、「健康であれば、妻は70歳までパートを続け、私も健康維持を目的に、秋頃から週5日でパート勤務を検討中」とのことです。
「実家の農業と太陽光発電を活用して生活費を節約」
年金生活では、「実家の農業を手伝い、米や季節野菜を調達して」食費を抑えているほか、「以前は夜間の割安な電気でエコキュートのお湯を沸かしていましたが、最近は太陽光発電による売電価格が以前ほど高くないため、天気のいい日は発電した電気を売るのではなく、お湯を沸かすのに使って電気代を節約している」と工夫しているそうです。
また、「そこそこの品質で安い」ことから、買い物は「スーパーマーケットバロー、クスリのアオキ、ゲンキー、ダイソー」、外食は「スシローやサイゼリヤ」をよく利用しているとのこと。特に「サイゼリヤのランチ」は老後の味方だといい、「クオリティがよく、量もしっかりある。スープのお代わりも自由」と重宝している様子です。さらに、散髪では「理容cut‐Aのシニア割引」が役に立っていると話しています。
昨今の物価高でも「おやつやアイス代、月2~3回のランチ外食代」は削れないというユーチューバーさん。今後も「頑張って働くためのご褒美」として大切にしたいと語っていました。
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