厳しい暑さが続く中、シニア世代はどう夏を乗り切っているのでしょうか。All Aboutが実施している「年金生活の夏の暮らしと節約に関するアンケート」から、2026年7月18日に回答があった愛知県在住60歳男性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:小鳥遊(たかなし)
回答者本人:60歳男性
同居家族構成:本人、妻(52歳)
住居形態:持ち家(戸建て)
居住地:愛知県
世帯の預貯金:5000万円、リスク資産:7200万円
「全館空調のためエアコン代節約が非常に難しい」
世帯のひと月の収入が「夫23万円、妻24万円」。平均的な支出が「食費5万5000円、光熱費2万8000円、通信費1万5000円、保険費2万7000円」ほどだという小鳥遊さん。
夏の電気代について「去年8月は3万5000円だった」と回答。
自宅については「同居するつもりで建て直した家に住んでいるので、少し住宅規模が大きく、全館空調のため個々のエアコンはリビングダイニングと寝室にしかなく、各部屋に扇風機が置かれている」と説明します。
節電については「同居予定で全館空調にしてしまったので、節約が非常に難しいです。設定温度を高くすればよいのではと言われるのですが、外から帰って来たときは非常に涼しく感じるものの、慣れてしまうのか、設定温度を高くすると暑く感じてしまい不快になります。仕方なく設定温度は低いままで使っているので、節電ができず。半ば諦めて使っています」と胸の内を明かします。
夜は「空気を循環させる程度で扇風機を使っています」とのこと。「夫婦で体感温度が違っているので、設定温度が少し低いように感じることが多く、タオルケットだけでなく薄い毛布も用意しています」と続けます。
「自宅でおとなしくして、ガソリン代などを節約している」
涼みに出掛ける場所については「全館空調なので1日出掛ける程度ならつけっぱなしです。涼みに出掛けるよりは自宅でおとなしくして、出掛けるためのガソリン代などを節約した方が賢い選択だと思うので行きません」と回答。
現役時代と比べても「アクティブにどこかに外出することが多かったのですが、自宅が涼しいのでまったく遠くに出掛けなくなった」と言います。
健康面では「基本的に暑い時期は外に出ずに、自宅のリビングに設置しているルームランナーやエアロバイク、振動マシンなどを使用して、全館空調で涼しいリビングをさらにエアコン全開にして運動しています」と話します。
「家で寿司や刺身。アルコールの消費も増えてしまう」
夏に増える出費については「飲食費が嵩(かさ)みます。あったかいものよりも冷たいものが食べたくなるので、刺身や寿司、アイスクリームなど冷たいものをたくさん購入するし、家で寿司や刺身を食べるのでアルコールの量も増えてしまう」とコメント。
夏の楽しみは「両親が東北地方の内陸で健在なので、帰省して高原に出掛けるなどのんびりと過ごします」とのこと。
最後に、同世代へは「電気代が高くなるだけでなく、全ての物価が大きく上昇してきています。自宅の断熱効果を上げるなど工夫をして、自宅で過ごすようにするのがおすすめです」とアドバイスを残していました。
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