介護や病気、失業など、さまざまな事情から住民税非課税世帯となる人がいます。実際の暮らしはどのようなものなのでしょうか。
All Aboutが実施している「住民税非課税世帯のお金と暮らし」に関するアンケートから、2026年5月4日に回答のあった、関東地方在住、64歳女性の状況を見ていきます。
投稿者プロフィール

ペンネーム:まみっこさん
年齢・性別:64歳・女性
同居家族構成:本人のみ
居住地域:関東地方
住居形態:持ち家(マンションなどの共同住宅)
雇用形態:パート・アルバイト
月の収入:労働収入15万円、遺族年金14万円
現預金:10万円
そのほかの資産:1000万円(不動産800万円、葬儀積立100万円、積立保険100万円)
「主人が病死。並行して抗がん剤治療」
住民税非課税世帯になった経緯について「主人が病死。私も並行して抗がん剤治療。人工肛門で障害者に。遺族年金はありがたいですが、やはり主人が生きていてくれればね……」と話すまみっこさん。
抗がん剤治療は150回に及び、「おかげさまで、福祉関係夜勤と調理補助のダブルワークと遺族年金で生活をまわしています」と続けます。
現在の月の収入は「労働収入15万円、遺族年金14万円」。対する月々の主な生活費については「マンション管理費3万円、光熱費2万5000円、保険9000円、医療費2万円、人工肛門のパウチ代1万7000円、通信費8000円、クレジットの支払い3万円」との回答。
今後も「身体の動く限り、働きたいというか、働かなくてはいけないと思います。自分の城であるマンションでの生活を楽しみ、最後は処分して、施設に入るのが理想でしょうか。子どもは1人っ子で家族を築いているので、お互いに独立しています。残してあげられるものはあまりなかったのですが、学歴は残してあげられたかな」と語ります。
「病気や死別はなりたくてなるものではありません」
住民税非課税世帯となり、特に「高額療養費の上限が下がったこと、給付金・支援制度を受けたこと」は家計の助けになっているものの「生活の負担感は、皆さんと同じです」とまみっこさん。
「住民税非課税は決して恥ずべきことではないです。固定資産税、国民健康保険料などの支払いは滞っていません。確定申告をすると、各種控除によって毎年住民税非課税になります。確定申告書の数字を見ると、今年もよく頑張って働いたねと思います。確定申告書は私の生き様です」と思いを語ります。
続けて「毎年主治医には、今年も非課税世帯ですと報告します。病気や死別はなりたくてなるものではありません。がん治療はお金かかりますよ。その時非課税世帯のありがたさを感じます」とまみっこさん。
最後に、今の暮らしの中で大切にしていることについて「病気であっても働ける身体の維持。病院とのつながり、家族とのつながり、友人とのつながり。知的好奇心を満たす。旅をする」とコメントを残していました。
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※住民税が非課税となる基準は自治体や世帯構成などにより異なります
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