栄東中学校の大学進学実績
国公私立とも実績を伸ばしている。併設高校の大学合格実績として、国公立では2010年の東大合格者は前年の11名よりやや後退したものの6名と健闘。そのほかの難関大は伸長。埼玉大38名、千葉大20名、筑波大16名、東工大8名、東京外語大7名など。私立では東京理科大143名、明治大131名、早稲田大102名、中央大76名、慶應大66名、立教大59名、法政大57名、日本女子大25名、東京女子医科大5名、東京医科大、東京歯科大各3名などとなっている(以上2010年度)。栄東中学校の入試傾向
入試は複数回実施。11年度より定員が倍増、難関大クラス入試は従来の2回から3回に変更となる。難関大クラスA日程は1月10日、B日程は1月16日、C日程は1月21日。東大クラス選抜Iは1月11日、選抜IIは1月17日。国際部(帰国生入試)として1月10日、16日(国・算・英と面接、または国・算と面接)。全受験者対象にスカラシップ(奨学生制度)あり。成績優秀者はスカラシップ合格者として東大クラスへ入学となり、初年度入学金・1年間の授業料・施設設備拡充費に相当する金額を授与している(1年ごとに選考見直しあり)。
入試科目は4教科。難関大クラスは基礎力を問う試験で、小学校での基礎・基本をしっかりと身につけておく必要がある。東大クラス選抜は基礎力に加え、思考力や記述力など応用力か求められる。傾向は以下の通り。
■国語
物語と説明文の2題。ほかに漢字書き取り。読解、心情理解の問題が中心。しっかりと記述で答えられるようにしておきたい。50字~300字でまとめる練習が必要。
■算数
式や考え方を丁寧に答えさせる問題が多く、思考力や問題を総合的に把握する力が求められる。応用力やスピードを高めておく必要がある。
■社会
記述式中心。用語の記述は漢字で書けるように。地理ではグラフや表など資料を読み取る訓練も必要。歴史・政治も含め基本はしっかり暗記しておきたい。
■理科
化学・物理・生物・地学の4分野で問題を構成。応用問題では説明文や資料をよく読み、自分の基礎をもとに答えられるよう訓練しておきたい。計算力も必要。
栄東中学校の学費
- 入学手続時納入金 250000円(入学金250000円)
- 年間学費 620000円(授業料300000円、施設費200000円、諸会費・その他120000円)
- 初年度納入金合計 870000円
なお、上記以外にかかる費用として寄付金(任意)がある。ほか、給食費、諸費など。