物価高が続く中、以前のように気軽に旅行ができなくなったと悩む人も多いのではないでしょうか。しかしそんな中でも、工夫を凝らして旅を楽しみ続けている人たちがいます。
All About編集部は全国20~60代の200人を対象に「物価高でも旅を楽しむ人の『家計やりくり』調査」を実施しました。今回はその中から、大阪府に住む56歳男性のエピソードを紹介します。
横浜の夜景に感動
【回答者プロフィール】
・年齢:56歳
・家族構成:既婚(子なし)
・雇用形態:正社員
・職業:病院事務職
・世帯年収:800万円
・貯蓄:500万円
最近、男性が行って感動した旅先は、推しのロックバンドのライブで訪れた「横浜」だそう。どんな思い出ができたのでしょうか。
「ライブ終わりの夜、ランドマークタワー周辺の夜景がとてもきれいでよかったです」
夫婦で納得して見直した「週末の外食費」
ライブ後の旅気分を満喫した様子の男性ですが、物価高の中でどのように旅行代をやりくりしているのでしょうか。真っ先に削った支出について聞くと「土日の外食費」と答え、月2万円を削減したといいます。
なぜ、そこを真っ先に削ろうと思ったのでしょうか。
「光熱費や交際費はなかなか有効な手段が思い浮かびませんが、外食の費用は節約の効果が実感しやすいからです。2人暮らしなので、妻の同意も得やすく、実行に移しやすい面もありました」
夫婦で話し合い、納得して見直す。効果が実感しやすい外食から手をつけた、現実的なやりくりです。
「旅先では後悔を残さないようにしたい」
普段の外食は見直す一方で、男性が旅行中に「ここは削らない」と決めているのが、旅先での食事です。
「普段は節約を意識している分、旅先では後悔を残さないようにしたいのです。せっかくの時間なのに、あとから『もったいなかった』と感じると悔しい気持ちになるので」
とはいえ、旅先では物価高を実感しているそう。特にお土産では変化を感じたといいます。
「数年前に訪問した温泉の土産物店で、お気に入りの商品が2割ほど値上がりしていました。買う個数を減らして対応せざるを得ませんでした」
旅先での食事は妥協せず、お土産は数で調整する。自分なりの基準を持つことで、無理のないやりくりが実現できているようです。
定年まであと数年、妻との思い出を作りたい
男性にとって旅行はどのような存在なのか、物価高でも旅行を諦めない理由を聞きました。
「定年まであと数年に迫り、元気に動けるうちにいろいろな場所に行っておきたいと思うからです。子どもがいない分、妻との思い出を作っておきたいと考えています」
最後に、今後の「旅とお金の付き合い方」について考えていることを聞きました。
「まだまだ生活コストを見直せる部分があると思うので、楽しみながら節約に励みたいです。そして、まだ行ったことのない場所へ行きたいと思います」
節約の負担をかけ過ぎず、夫婦での旅行を続けようとする男性。ちょっとした心のゆとりが、物価高の時代に旅を楽しみ続ける1つの形かもしれません。
<調査概要>
物価高でも旅を楽しむ人の「家計やりくり」調査
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~60代の200人(男性:53人、女性:147人)
※回答者のコメントは原文をベースに一部整えています。
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