2026年7月6日から募集開始した個人向け国債・固定3年(第194回債)の金利は「1.56%」です。今回は、個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合、半年後に受け取る利息はいくらになるのか解説します。

個人向け国債・固定3年を「金利1.56%」で100万円購入すると、半年後にもらえる利息はいくら?
個人向け国債・固定3年を100万円購入した場合の6カ月後の利息を計算してみましょう。
【半年後にもらえる利息】
・100万円×1.56%×1/2(半年間であるため)=7800円
実際は、受け取った利息から、税率20.315%分の「1584円」が差し引かれます。税率の内訳は、「所得税および復興特別所得税15.315%と住民税5%」です。
そのため、個人向け国債・固定3年を100万円購入すると、半年後にもらえる税引き後の利息は「7800円-1584円=6216円」となります。
個人向け国債はどこで買うのがいい?
個人向け国債は、銀行や郵便局、証券会社などで購入できます。財務省によれば、全国873の金融機関(2026年7月1日時点)が取扱金融機関として登録されています。
個人向け国債は、どの金融機関で購入しても購入時の手数料はかかりません。また、保有中の管理費用や満期(償還)時の手数料も不要です。これらは財務省が定めた共通ルールのため、購入先によって費用に差はありません。
そのため、「どこが一番お得か」というよりも、普段利用している銀行や郵便局、証券会社など、申し込みや管理がしやすい金融機関を選ぶとよいでしょう。
個人向け国債の買い方
個人向け国債は、銀行・郵便局・証券会社のいずれでも購入できます。購入までの流れは、基本的に次のとおりです。
●口座を用意する
まずは、個人向け国債を取り扱っている金融機関で口座を開設します。
新たに口座を開設する場合は、本人確認書類などが必要になります。ネット証券であれば、スマートフォンやパソコンから申し込みができ、来店せずに手続きを完了できます。
●募集期間中に商品を選ぶ
個人向け国債は、原則として毎月募集されています。次の3種類から購入する商品を選びます。
・変動10年:償還期限10年。金利は半年ごとに見直され、市場金利に応じて変動します。
・固定5年:償還期限5年。購入時の金利が満期まで変わりません。
・固定3年:償還期限3年。購入時の金利が満期まで変わりません。
●金額を決めて申し込む
購入金額は1万円から1万円単位で指定できます。少額から始められるため、毎月の積立定期預金と同じような感覚で購入できます。
●発行日に購入が確定する
募集期間終了後の発行日に購入が確定し、指定した口座から購入代金が引き落とされます。
購入後は保有期間となり、利子は年2回(半年ごと)受け取れます。満期まで保有することもできますし、必要に応じて途中で換金することも可能です。
中途換金について
個人向け国債は、発行から1年経過すれば中途換金できます。その際、「直前2回分の各利子(税引前)相当額×0.79685」が差し引かれます。
最初の1年間は換金できませんが、それ以降は必要に応じて現金化できるため、「急にお金が必要になるかもしれない」という人でも利用しやすい金融商品です。
元本保証があり、必要に応じて途中で換金できる点は、個人向け国債ならではの安心材料といえるでしょう。
まとめ
個人向け国債は、1万円から購入でき、銀行や証券会社、郵便局など全国の取扱金融機関で申し込めます。夏のボーナスの使い道がまだ決まっていない方は、元本保証があり、発行から1年経過後は中途換金もできる個人向け国債を、資産運用の選択肢の1つとして検討してみてはいかがでしょうか。







