年金・老後のお金クリニック

60歳を過ぎました。離婚した元妻は、私の厚生年金や個人年金を受け取れるのでしょうか?

老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、離婚した配偶者への年金分割や個人年金の取り扱いについて解説します。専門家に質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。※サムネイル画像:PIXTA

酒井 富士子

酒井 富士子

60代の得する働き方 ガイド

ファイナンシャル・プランニング技能士

経済ジャーナリスト。株式会社回遊舎 代表取締役。上智大学新聞学科卒業後、日経ホーム出版社に入社。「日経ウーマン」「日経マネー」副編集長歴任後、リクルートに入社。「赤すぐ」(赤ちゃんのためにすぐ使う本)副編集長を経て、2003年から現職。近著に『60代の得する「働き方」ガイド』がある。

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老後のお金や生活費が足りるのか不安ですよね。老後生活の収入の柱になるのが「老齢年金」ですが、年金制度にまつわることは難しい用語が多くて、ますます不安になってしまう人もいるのではないでしょうか。そんな年金初心者の方の疑問に専門家が回答します。今回は、離婚した配偶者への年金分割や個人年金の取り扱いについて解説します。専門家に質問がある人はコメント欄に書き込みをお願いします。

Q:60歳を過ぎました。離婚した元妻は、私の厚生年金や個人年金を受け取れるのでしょうか?

「60歳を過ぎました。離婚し、前妻との結婚生活は18年でした。前妻は専業主婦で、私は会社員として働いてきました。離婚すると、婚姻期間中の厚生年金は半分が前妻に分割されると聞きました。また、私が保険料を支払っていた個人年金についても、前妻が受け取ることになるのでしょうか?」(なつ)

離婚した元妻は、私の厚生年金や個人年金を受け取れるのでしょうか?(画像:PIXTA)
離婚した元妻は、私の厚生年金や個人年金を受け取れるのでしょうか?(画像:PIXTA)

A:厚生年金は年金分割の対象となる場合があります。個人年金は契約内容や財産分与の内容によって取り扱いが異なります

会社員などに扶養されていた配偶者(国民年金第3号被保険者)は、一定の条件を満たすと「3号分割」により、婚姻期間中の厚生年金記録は、年金分割の対象となる場合があります。

2008年4月1日以降に第3号被保険者期間がある場合は、請求により、その期間に対応する厚生年金記録が最大2分の1まで分割されます。

一方、個人年金保険は公的年金とは異なり、離婚時の財産分与の対象となる場合があります。ただし、どのように分けるかは、契約者や受取人、保険料の負担状況、離婚時の取り決めなどによって異なります。そのため、個人年金がどのように取り扱われるかは一律ではありません。具体的な財産分与や税金の取り扱いについては、弁護士や税理士などの専門家に確認すると安心です。

※専門家に取り上げてほしい質問がある人はこちらから応募するか、コメント欄への書き込みをお願いします。

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