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天の川と七夕のロマン

夏の大三角形・提供:黒柳正恵氏
夏の星座:提供:高峰温泉
夏の夜空には天の川(雲状の光の帯)が横たわっています。

都会では天の川は30年以上観測されていません。

天の川は、 灯りの少なった昔ならどこでも見られましたが、今では夜も明るい都会に住んでいると、天の川どころか星はほとんど見えないし、また夜空に星があることすら忘れています。

天の川が東京で見られたのは、昭和46年(1971)7月12日、練馬区で観測されたのが最後だったという報告もあるほどですから、最近、天の川を見た経験のある方、天の川がおなじみの方は、少ないのでは無いでしょうか。

旧暦の七夕と天の川

天の川と言えば、笹の葉に願い事を書いた短冊をつるす七夕があります。誰でも幼い頃に親しんだ思い出を持つ7月7日(地方では月遅れ、または旧暦の8月7日)に行われる夏のお祭りです。

この七夕、普段は天の川が遮って逢えない彦星(牽牛星)と織り姫が、年に一度7月7日に、橋が架かって、逢瀬を過ごすロマンチックな日です。この七夕の物語も、皆さんおなじみのおとぎ話だと思います。

8月初旬は季節的にも晴天が続き、旧暦の8月7日は上弦の月です。暗すぎず、星を隠すほど明るすぎることもないので、天の川を見るのに好都合なのです。(新暦では今年は8/11)

夏の大三角形

真夏の夜、 天の川を見ると、天頂付近に「夏の大三角形」と呼ばれているひときわ目立つ3つの星があります。中にあるのは「白鳥座(大きい十文字)のデネブ」、右岸にある一番青くて明るい星が「織姫のこと座ベガ」、左岸にある青い星が「彦星のわし座アルタイル」です。

星空は神話と伝説の世界

七夕の夜だけでなく、星空には、多くの神話と伝説の世界が広がっています。自分の知っている星座を探すのは楽しいものです。

星空観察会や天体望遠鏡による観望会に参加して、満天に降るように輝く星空に出逢い、そこに横たわっている天の川や、 星の数々を見ると、息をのむような感動に包まれること請け合いです。

満天の星空が見られる秘湯の宿

そこでここでは、星空を忘れている貴方に、今夏は是非信州の星空を見に行って星空にロマンをはせて欲しいと、数ある天体観測の出来る場所の中から、とくに紹介したいおすすめの星の宿を紹介しましょう。
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・初版:01/07/13・改版:06/07/30