信州の隠れそば里「涌井」を訪ねて
隠れそばの里「涌井」集落風景。電柱の向こうにある右の白い建物が「きたざわ」。その先300mのところに「みゆき」があり、左手にある赤い鉄柱の案内板に従って左折すると奥に「涌井そばせんたあ」がある |
運転手さんは無類のそば好きで、そば談義を聞かせて頂いたのだが、長野市にも旨いそばの名店があるのに、そんな話は無く、上田などのそばやの話が出てきた中で、 涌井に待たないと食べられないくらい人気があって旨いそばやがあるから行ってみたらと教えてくれた。
この話を聞いて一度は訪ねて見たいと思っていたので、 昨年志賀高原にいくプランの中に組み入れた。(⇒信州メールマガジン Vol.150 参照)
■涌井地区は忽然現れる隠れそばの里
旧豊田村(今は中野市中野市永江)の涌井(わくい)という集落は、 上信越道豊田飯山インターから、車で10分位のところにあった。行く途中の道は狭く上り坂で民家もとぎれ、先に集落があるのかと思われるようなところに忽然と集落が現れるという感じの辺鄙なところだった。
この辺りはあまり知られていないが、「霧下そば」と呼ばれる最高品質の蕎麦が取れる産地で、いわば隠れそばの里なのだ。
■隠れそばの名店二軒を紹介
そば屋は3軒あるが、このうちの二軒を紹介しよう。
昨年行ったところは、『涌井そばせんたあ』だったが、今年も行く機会があったので別の店にした。今年は仲間内でやっている春の信泉会(信州の温泉を訪ねる会)で、集合場所が『温泉公園もみじ荘』だったので、昼食は涌井そばやに寄る事にしていた。もみじ荘のそばも旨い事で評判なのだが、今回は見送り、『きたざわ』に寄った。レポートは次ページ以降で紹介しよう。 もう一軒は、『みゆき』。ここも自家栽培している100%の地粉を石臼で挽き、手打ちで食べられるので、次回訪れる機会があったら寄ってみたい。地元の特産品の川魚「シナノユキマス」も食べられるという。
《関連サイト》:
・おすすめINDEX:日本の故郷 豊田村へようこそ
・制作:05/06/11
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