All Aboutが実施している「年金生活と貯金」に関するアンケートから、2026年4月22日に回答があった、福岡県在住61歳女性のケースをご紹介します。
回答者プロフィール

ペンネーム:ピカリン
年齢・性別:61歳・女性
居住地:福岡県
家族構成:本人、夫(65歳)
住居形態:賃貸
リタイア前の雇用形態:派遣・契約社員
リタイア前の世帯年収:400万円
現預金:120万円
リスク資産:なし
「過去に滞納した固定資産税の支払いが今も続いている」
年金生活で貯金ができているか、の問いに「貯金を取り崩している」と回答したピカリンさん。
ひと月当たりの現在の収入は「世帯の年金15万8000円くらい」。対して月の生活費は「車のローン、家賃、光熱費、食費、通信費、医療費などで25万円」ほどかかる月があると言います。
「以前は先代が残してくれた不動産の活用で生活していましたが、(現役時代に)無職になった期間があり、その資産も売却してなんとか今まで生きてきました。ただ、現在も以前滞納していた固定資産税の支払いが続いている状況」で出ていくお金が多いとのこと。
そのため「とにかく質素に生活しているつもりです。夫は資産形成が下手らしくお金があれば使ってしまうので、いつもけんかをしながらなんとか浪費を阻止しています。あまりにもひどい生活なので私の実家からたまにお小遣いや食べ物を送ってくれる」ほどだとつらい思いを吐露します。
「これ以上物価が高騰すると生きていけません」
年金生活で特にきついと感じる支出については、「夫が糖尿病なのでお薬と毎月の医療費は大変ですし、高齢者は歯が大切ですから夫婦とも歯科に通わなければなりません。義歯にはお金がかかります」とピカリンさん。
物価高の影響も強く感じているそうで、「賃料も管理会社から上げるとの事でしたが阻止しました。市営住宅に引越しするにもその費用などなく、本当にこれ以上物価が高騰すると生きていけません」と頭を抱えます。
ただ、税金や社会保険料については「現在は無職なので保険料や税金は楽です。ただ、いまだに以前の固定資産税をお支払いし、お墓の管理費をお支払いしなければならないのは辛い」と続けます。
「ファッションが趣味でしたが諦めました。悲しい現実です」
普段の暮らしについて伺うと、「買い物は地域でも最安値のスーパーに行きます。(移動に使う車の)ガソリン代を考え一度に大量買いしてしのぎ、外食は300円のかけうどんくらい。外食は夫婦どちらかの誕生日くらいです。日々安いチラシの品を見つけて必要であれば歩いて買いに行きます。自宅で楽しみと言えばYouTubeを閲覧することくらいです」と回答。
今のような生活が始まってからは「被服はまったく買いません。ファッションが趣味でしたがもう諦めました。化粧品もお洋服も下着もボロボロでしのぎます。趣味は全て封印しました。悲しい現実です」とピカリンさん。
最後に「繰り上げ受給でわが家2人ともに年金をいただくようになりましたが、あまりにも少なくてこの先も生きていけるのか不安です。ただもうジタバタしても仕方ありません」と、将来への不安と諦めをにじませておられました。
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