日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、大阪府在住44歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:ダニエル
年齢・性別:44歳・女性
同居家族構成:本人、夫(45歳)、長男(13歳)、長女(11歳)、次女(8歳)、三女(2歳)
居住地:大阪府
住居形態:賃貸
職業:医療従事者
世帯年収:夫700万円、妻380万円
金融資産:現預金0円
専門学校で360万円を借り入れ、4人の子を抱えながら返済中
「専門学校」で奨学金を利用したというダニエルさん。借入総額は「360万円」で、種類は「日本学生支援機構(第二種・有利子)」。返済は「毎月3万円で、残債200万円、50歳での完済を予定」しているとのことです。
奨学金を借りた理由について「実家からの仕送りはなかったが、学校に行き資格を取りたかったから」とダニエルさん。返済は今の生活に「かなり影響している」そうで、「子どもも多くお金がかかるため、返済がかなり厳しい。生活費もままならない。夫の借金も返済中のため、余裕がない」と話します。
「返済額を払えず延滞。妊娠中も催促された」
返済中に最も印象に残っている出来事として、一時期、毎月の返済額を「払えず、延滞していたが、妊娠中も催促されつらかった。収入がないのに払わないといけないためつらい思いをした」とダニエルさん。
「なんとか払える額で払ってしのいでいたが、最近(延滞金が課されて)返済額が増え、また余裕のない生活を送っている」と続けます。
奨学金を借りてよかったかという問いには「どちらともいえない」と回答。「借りた時は生活に困ることなく、学校生活を送ることができた。でも歳を重ね、働く状況、家庭状況が変わり、こんなにも借りなければ今は楽だったのにと思う」と語ります。
返済経験を通じて「自分の子どもにはできるだけ奨学金を使わずに進学させてやりたいと思った」と話すダニエルさん。現状の奨学金制度について「返済ルールばかりではなく、その人の状況を踏まえた対応をしていただけるとありがたい」とコメントしていました。
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