日本学生支援機構の調査によると、大学生のおよそ2人に1人が何らかの奨学金を利用していると言います。All Aboutが実施している「奨学金の返済に関するアンケート」から、大阪府在住35歳女性のケースをご紹介します。
投稿者プロフィール

ペンネーム:suika
年齢・性別:35歳・女性
同居家族構成:本人、夫(38歳)
居住地:大阪府
住居形態:賃貸
職業:パート・アルバイト
世帯年収:夫650万円、妻120万円
金融資産:現預金150万円
親の離婚で高校と大学で700万円の奨学金を借り入れ
「高校と大学」で奨学金を利用したというsuikaさん。借入総額は「700万円」で、種類は「日本学生支援機構(第一種・無利子)」および「地方自治体の奨学金」。返済は「毎月2万円」で、現在も返済を続けているとのことです。
奨学金を借りた経緯について「高校生の時に、親が離婚したため」とsuikaさん。
「地方自治体の奨学金を借りました。当時は、親に『市役所に行って面接を受けてくれ』、と言われただけだったのでよく分かっていなかったのですが、それが奨学金を借り入れるための面接だったと後から気付きました。返済は私がしているので、今思うとちょっと親にだまされたなと思いますが、当時は親も必死だったと思いますので、しょうがないかなとも思います」とのこと。
また「大学生では、仕送りが一切なかったため、(再び)借りざるを得ませんでした」と話します。
奨学金の返済は生活に「まあまあ影響している」と回答。「保険や年金は減額等してもらえたが、奨学金は当然ながら減額等はなく、毎月必ず払わなければならないというのは金額的にも精神的にも負担だった」と振り返ります。
「じゃあ払っておくよ~」親の返答に拍子抜け
返済中「病気療養のため仕事をしていない時期があり、貯金が30万円を切ったあたりから奨学金の返済がかなり負担に感じました。とはいえ、延滞するのも嫌だと思ったので、思い切って親に相談した」ことがあったそう。
すると「親はかなり軽い感じで『じゃあ払っておくよ~』と約2万円分を払ってくれました。高校時代の奨学金の返済を担わされたり、大学時代は一切仕送りがなかったので、そういうことには厳しく、びた一文払ってくれないものだと思っていたので拍子抜けしました。親に頼りたいときは頼っていいんだ、と安心しました」と語ります。
「奨学金がなければとっくに無一文になっていた。一括返済も考えている」
奨学金については「借りてよかった」と回答。
「大学卒業ぎりぎり、入社直前のころ、本当に残高が0円になりそうだった。奨学金がなければとっくに無一文になって大学卒業まで通えていなかったと思う。奨学金を借りられたおかげで志望の大学に行けて、最後まで通えたし、就職もできたので、このような制度があって本当に助かった」と言います。
また、毎月返済があることで「日々節約を頭に入れて生活するようになっている」と話します。
「家庭の事情で金銭的に難しい人はたくさんいると思うので、奨学金は大変ありがたい制度だと思う。未来ある若者に借金を背負わすなんて!というような声もあるが、お金がないと大学に入れずに未来がつながらなくなってしまうのだから、むしろ未来に無利子で投資できる大事な制度だと思う」とコメントしたsuikaさん。
今は「残りを一気に払ってしまおうかなと考えている」と繰り上げ返済を検討しているとのことでした。
奨学金の返済に関するエピソードを募集中です
奨学金の借入・返済にまつわるエピソードをお寄せください。投稿はこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーー
※本文中のコメントは、投稿内容をもとに読みやすく再構成しています
※エピソードは投稿者の当時のものです。現在とはサービスや金額などの情報が異なることがございます
※投稿エピソードのため、内容の正確性を保証するものではございません







