
物価高が続く中、周りはどんなふうに家計を管理しているのか気になる人は少なくないでしょう。
All About編集部は全国10~60代の250人を対象に「物価高で削った支出・譲れない支出」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、宮城県に住む30歳女性のエピソードを紹介します。
回答者のプロフィール
【宮城県在住30歳女性世帯、収入状況と1カ月の主な出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:正社員
・職業:カスタマーサポート(人材系)
・世帯年収:700万円
・貯蓄額:800万円
・家賃(住宅ローン):9万円
・間取り:3LDK
・食費:3万円
・交際費:2万円
・電気代:1万円
・ガス代:5000円
・水道代:3000円
・通信費:5000円
・車にかかる費用:1万5000円
・毎月貯蓄に回している額:3万円
真っ先に削った支出は家賃
物価高によって、家計は「やや影響を受けている(工夫や我慢が必要)」と回答した女性。
「食費が上がっているので、可能な限りかさ増し食材ばかり使っていて贅沢はできない。入浴の際、湯船につかるのも週1回程度にして、シャワーのみにするなど光熱費も可能な限り制限している」と、その影響度合いを語ります。
そんな中、女性が家計を守るために“真っ先に削った支出”は「家賃」だといいます。
「家賃の低い所へ引っ越した」ことで、月3万円ほど出費を抑えることができたそう。「郊外の賃貸物件をピックアッして、何軒かを内見。周辺の利便性や公共交通機関の有無などを考慮した上で、築40年のリノベーションマンションへ引っ越した」
家賃を見直した理由は「もともと立地がよい所ではあったが、仕事が在宅のため郊外でもいいと判断したため。また、以前から夫婦の実家へ通いやすい所を求め、関東から東北への引っ越しを考えていたため」とのこと。
その後、家計や暮らしにはどのような変化があったのでしょうか。
「格段に家賃が安くなった。以前より広い家で過ごせるようになり、子どもも快適に暮らせている。郊外のためスーパーへ行く際には、車が必要になったが、結果的には貯金ペースは上がっている」
いろいろな経験をさせてあげたいから
工夫して物価高から家計を防衛している女性ですが、一方で「これだけは譲れない」支出があるといいます。それが「子どもに関する支出」です。
「子どもの成長にあたり、いろいろな経験をさせてあげたいから。医療費はかからないが、食費などを制限してしまうと健康上の影響も出る可能性があるため」
食費が上がる中でも、子育てをする環境を大切にしたい女性の親心がうかがえます。
最後に、今後も物価や社会情勢の変化が予想される中、どのような家計や暮らしを目指していきたいか聞きました。
「常日頃から切り詰められるところは詰めても時折りの贅沢はしていきたいです。また子供が不自由のない生活を目指していきたいです」
<調査概要>
物価高で削った支出・譲れない支出に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月8日
調査対象:全国10~60代の250人(男性:75人、女性:174人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






