資産運用

自分の収入や貯金で投資をはじめてもいいのか、どうやったら判断できますか?

投資を始めたいけれど、「自分の収入や貯金で投資を始めても大丈夫なのか」と不安な人も多いでしょう。All Aboutマネーガイドの田代昌之さんに、初心者が確認したいポイントについて教えてもらいました。※サムネイル画像:PIXTA

田代 昌之

田代 昌之

資産運用・ビットコイン ガイド

1979年生まれ、中央大学文学部卒業。新光証券(現みずほ証券)やシティバンク、投資助言会社などでアナリスト業務やコンプライアンス業務を経験したのち、暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事。2026年よりIRコンサルティングを手掛けるU's企画に参画。

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投資を始めたいけれど、「自分の収入や貯金で投資を始めても大丈夫なのか」と不安な人も多いでしょう。金融文筆家でAll Aboutマネーガイドの田代昌之さんに、初心者が確認したいポイントについて教えてもらいました。

自分の収入や貯金で投資をはじめて大丈夫?

投資は誰でも始められますが、まずはじめに確認しておきたいポイントがあります。

【投資を始めても大丈夫?簡単チェックリスト】
□ 生活費3~6カ月分の貯金がある
□ 数年以内のライフイベントの資金ではない
□ カードローンなど金利の高い借入がない
□ 資金の1割程度が減っても耐えられる

1つずつ具体的に見ていきましょう。

・生活防衛資金があるか
最初に考えたいのが、「生活防衛資金」です。一般的には、生活費の3~6カ月分程度が目安とされています。急な病気や転職、収入減少などが起きても、すぐに生活が苦しくならない状態を作っておくことが重要です。

・資金が数年以内に使う予定のお金ではないか
次に確認したいのが、「近い将来に使う予定のお金」です。例えば、結婚、引っ越し、教育費、住宅購入など、数年以内に必要になるライフイベントの資金は、値動きのある投資に回さないほうが無難です。

・返済を優先すべき状況ではないか
また、借金の有無も重要です。特にカードローンやリボ払いなど金利の高い借入がある場合は、まず返済を優先したほうがよいケースもあります。高い利息を払いながら投資をするのは、家計全体で見ると効率が悪くなることがあります。

・もしもの値下がりに耐えられるか
さらに、「値下がりの場面に耐えられるか」も考える必要があります。投資では、一時的な下落は避けられません。含み損を見るだけで不安になる場合、最初は少額から始めるほうがよいでしょう。心理的なストレスは、仕事や日常生活などさまざまな場面で悪い影響を与えます。

さらに、投資を始める際は、毎月いくらなら無理なく続けられるかを考えることも大事です。最初から大きな金額を投資する必要はありません。少額でも、実際に値動きを経験することで、自分がどの程度の変動に耐えられるのかが見えてきます。

投資は「余裕資金で行う」のが原則です。生活費を使って心理的なストレスにむしばまれながら、投資する必要はありません。まずは小さく始め、徐々に自分に合った投資スタイルを見つけることが重要です。

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