資産運用

物価高・円安時代に外貨預金はあり?初心者向けに解説

外貨預金は高金利が魅力ですが、為替変動によるリスクがあります。金利だけで判断せず、通貨の特性や経済状況も含めて考えることが重要です。分散投資の一部として取り入れることで、リスクを抑えながら活用することができます。※サムネイル画像:PIXTA

田代 昌之

田代 昌之

資産運用・ビットコイン ガイド

1979年生まれ、中央大学文学部卒業。新光証券(現みずほ証券)やシティバンク、投資助言会社などでアナリスト業務やコンプライアンス業務を経験したのち、暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事。2026年よりIRコンサルティングを手掛けるU's企画に参画。

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外貨預金を買うときの注意点(画像:PIXTA)
外貨預金を買うときの注意点(画像:PIXTA)

外貨預金とは、円ではなく米ドルやユーロなど外国の通貨で預金を行う金融商品です。円預金より金利が高い場合が多く、利息収入を得やすい点が特徴です。また、為替の変動によって利益を得られる可能性もありますが、その半面、為替の動きによって元本が目減りするリスクもあります。金利と為替の両方を意識して運用することが重要です。

比較的金利が高い外貨預金

外貨預金の中でも、豪ドルや南アフリカランド、カナダドル、ノルウェークローネといった資源国通貨は、比較的金利が高いことで知られています。そのため、円安や物価上昇への備えとして関心を持つ人も増えています。ただ、その特徴を理解したうえで選ぶことが重要です。

資源国通貨は、原油や天然ガス、鉱物資源などの価格と連動しやすい性質があります。資源価格が上昇すると、その国の経済が活発になり、通貨の価値も上がりやすくなります。そのため、インフレ局面では有利に働く場合があります。

外貨預金のリスクは為替

一方で、外貨預金には為替リスクがあります。円高になると、金利収入があっても為替差損によって結果的に損をする可能性があります。つまり、「金利が高いから安心」というわけではなく、為替の動きも含めて判断する必要があります。

為替は、通貨の需要と供給によって日々変動します。金利の高い国には資金が流入しやすく通貨高になりやすい一方、景気悪化や政治不安があると資金が流出し通貨安になりやすくなります。

円で預ける定期預金と違って元本保証がない

また、外貨預金は、預金保険制度の対象外ですので、円で預ける定期預金と違って元本保証ではありません。預金とはいえ、円建てではないため、為替変動の影響を受けます。そのため、資産の一部として取り入れるのが基本的な考え方です。

複数の通貨に分散することで、リスクを抑えることも可能です。円だけに偏らず、外貨を組み合わせることで、資産全体の安定性を高めることができます。

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