
友達、同僚、親戚……あらゆる人間関係においてお金は切っても切り離せないもの。物価高で家計管理にシビアにならざるを得ない中、これを機に関係性を見直したという人もいるようです。
All About編集部は全国20~70代の200人を対象に「物価高で見直した・手放した人間関係」に関するアンケートを実施しました。今回はその中から、大阪府に住む57歳女性のエピソードを紹介します。
こんな時間にお金を使うのがもったいない
【回答者プロフィール】
・居住地:大阪府
・年齢:57歳
・家族構成:既婚(子あり)
・職業:専業主婦
・世帯年収:1000万円
・貯蓄:600万円
女性が物価高によって見直した人間関係は「地元の友人」だそう。
「グループで集まることが定例化していたのですが、気が付けばいつもほとんど1人だけがしゃべっている状態でした。どんな話題も自分の話に持っていくだけでなく、家族自慢、買った物自慢ばかり。本人は日常の報告のつもりかもしれませんが。子どものことで悩んでいる人の話を自分の子ども自慢の話にすり替えた時は、人間性を疑いました。その人はいつもたくさん話して面白い話題を提供しているつもりなのでしょうが、こちらは毎回モヤモヤし、こんな時間にお金を使うのがもったいないと思いました」
相手からの誘いを断る時はどのように伝えているのでしょうか。
「仕事や家の事情で多忙ということにしています。それが一番無難で裏でいろいろ言われることもないと思うからです。ただこの理由だと、次回の誘いがまた来るので困ります。相手も、じゃあまた今度!という感じです」
人間関係を見直した後、自身の生活や心境に変化があったようです。
「ストレスが減って、嫌なことを思い出してまたモヤモヤすることもなくなったので、ほかの大切なことに意識が向くようになりました」
細く長くずっとつながっていたい
そんな中、女性には、この人だけには「いくらかかっても会いに行く」「絶対にお金を惜しまない」と決めている相手がいるといいます。それは「高校時代の親友」です。
「居住地が離れているのでめったに会えませんが、一緒にいるだけで時間を忘れるくらい楽しいからです。価値観が似ていて、お互いに共感し合えることが多く、何時間話していても全く疲れず、かえって元気をもらえます」
最後に、今後も物価や社会情勢の変化も予想される中、人間関係で大切にしていきたいことを聞きました。
「自分が大切にしたい人とは、細く長くずっとつながっていたいです。いつもつるんでいると、どんな相手であってもマイナスの感情が湧いてくることもあると思うので、自分は友人に会うのは年に1度か2度で十分だと思っています。それ以外ではたまに近況報告がてらLINEする程度のつながり方がちょうどいいです。ふとした時に、どうしてるかな? 元気かな? と思う相手、思ってもらえる相手の存在があること自体がとても幸せなことだと思います」
<調査概要>
物価高で見直した・手放した人間関係に関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月9~10日
調査対象:全国20~70代の200人(男性:63人、女性:137人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
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