
終わりの見えない物価高。食品やガソリン、推しのコンサート代などいろいろなものが値上がりする中、「特にこれはしんどい」と感じるポイントは人それぞれです。All About編集部が実施したアンケートには、実にさまざまな声が寄せられました。
今回はその中から、高知県に住む40歳女性の「物価高で一番苦しいと感じること」を紹介します。
「外食やコンビニを頼ることが全くなくなりました」
【回答者プロフィール】
・居住地:高知県
・年齢:40歳
・家族構成:既婚(子あり)
・世帯人数:4人
・職業:休職中(療養のため)
・世帯年収:300万円
・貯蓄:0円
女性が物価高で一番苦しいと感じることは「食費」で、また、療養のためとはいえ医療費も家計の負担になっているといいます。そんな中、女性はどのように家計をやりくりしているのでしょうか。家計管理のポイントを聞きました。
「外食やコンビニを頼ることが全くなくなりました。喉が渇いたら外で何か買うのもやめて、家から水筒を持っていけば100円でも浮くので家族で持っていっています」
マイボトルを持参してコツコツ節約。ほかにもこんな工夫が。
「子どもたちが大好きな牛乳も低脂肪の安いものにすれば、成分無調整のものより半額ほどで買えますが、あまりおいしくないと不評。なので、ジュースを買うのをやめて、成分無調整牛乳を200円ほどで買えるセール日に買うようにしています」
削るものと守るもののメリハリをつけて、家族の満足度も意識しながら節約しています。女性が実践する生活の工夫はまだまだあります。
「料理の幅を広げました。かさ増し料理で、成長期の子どもたちも満腹に! 一度にたくさん作ることでガス代なども節約しています。野菜を安い八百屋でまとめ買いして、すぐ使わないときは冷凍保存。子どもたちには、ムダな電気を使わないことを協力してもらってます」
家族みんなで家計防衛に取り組んでいることがうかがえます。
たまのわがままは聞いてあげたいけど
いろいろなアイデアで物価高から家計を守っている女性ですが、わが子たちの様子を見て思うことがあるようで……。
「子どもたちはあまり物を欲しがったりしないのですが、たまにほしいなぁとゲームなどをおねだりしてくることも。ゲームも高くなってきたのですぐいいよとは言えず、子どもが『誕生日(クリスマス)まで待てるよ』と、言ってくれるのはうれしいのですが、普段お菓子もおもちゃもほしいとは言わないので、たまのわがままは聞いてあげたいです。また旅行シーズンになるとニュースで、家族旅行のインタビューをうらやましそうに見ているのもつらいです」
今後も物価高が続いた場合、「老後、子どもたちに迷惑をかけてないかが不安です。せめて、子どもたちや若い世代にこれ以上生きづらい日本になってほしくはないです。もし、孫が生まれたら甘やかしてあげたいですね」と、女性はいいます。
最後に、この苦しい状況を打破するために何が必要だと思うか、国や社会に求めることを聞きました。
「国会は、重箱の隅のつつき合いが過ぎます。一言間違えば、あげ足取りばかり。議員も人間なので、間違うこともあるでしょう。それを過去のことまで蒸し返してあーだこーだ言っている間に、もっと進められることもあると思います。その場しのぎの言葉より、未来を見据えた議会をしてほしいです」
<調査概要>
物価高で一番苦しいと感じることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査実施日:2026年4月6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:76人、女性:173人、回答しない:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
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