「貯金しなきゃ」と思いながら、なかなか続かない。そんな悩みを感じたことはないでしょうか。貯金を習慣にするには、意志の強さよりも「自動的に貯まる仕組み」を作ることが大切です。
そんな中、ゆうちょ銀行から新しいお知らせがありました。2026年5月18日より「10年定期貯金」の取り扱いが始まり、自動積立も10年まで設定できるようになります。
今回は、月1万円を積み立てた場合にいくらになるのかを含め、仕組みと活用方法を分かりやすく整理します。

「自動積立定期貯金」とは? 初心者向けにやさしく解説
ゆうちょ銀行では、私たちが普段お財布代わりに使っている口座を「通常貯金」と呼びます。この通常貯金から、別の「貯金用ボックス(積立定期貯金)」へ、毎月コツコツ自動でお金を移してくれるのが「自動積立定期貯金」です。特長を3つに整理しました。
●特長1:「先取り貯金」が完全に自動化できる
貯金上手な人が必ず実践しているのが、使う前に貯める「先取り貯金」です。この仕組みを使えば、給料が入った後、生活費として使ってしまう前に自動で積立定期貯金へ振り替えられるため、自然とお金が貯まっていきます。
●特長2:1000円からスタートできる気軽さ
積立額は1000円単位で設定可能です。「いきなり高額は無理……」という方も、少額から始めて「貯金ができている」という成功体験を積み重ねることができます。
●特長3:3年以上の預入で「半年複利」の雪だるま効果
現在の定期貯金の預入期間は3カ月、6カ月、1年、2年、3年、4年、5年までですが、2026年5月18日から新たに「10年」が追加されます。
利息の付き方にも違いがあります。預入期間が3年未満は「単利」(元本にのみ利息がつく)ですが、3年以上になると「半年複利」が適用されます。
半年複利とは、半年ごとに受け取った利息が元本に組み込まれ、次の利息計算の対象になる仕組みです。利息にさらに利息がつくため、預ける期間が長いほど、いわゆる「雪だるま式」に増えやすくなります。
月1万円を10年預けた場合をシミュレーション
新しく取り扱いが始まる「10年」設定で積み立てた場合を見てみましょう。
・毎月の積立額:1万円
・積立期間:10年(120回)
・金利:年0.9%(半年複利)
・10年後の元利合計:124万4318円(税引後)
元本の120万円に対し、約4万4000円の利息がプラスされます。10年という時間を味方につけることで、元本に対して3.69%の利益(手取り)が生まれる計算です。
まずは「月1万円」から始めてみよう!
10年という長い道のりですが、まずは「月1万円」から挑戦してみるのがおすすめです。
あえて「少し厳しいかな?」と思う金額で始めてみると、生活がその予算に馴染んでいき、自然と「貯金体質」に変わっていきます。もしものときは積立を調整することもできますから、試してみるといいでしょう。
10年後、振り返ったときに「私にもこれだけ貯められた!」と自分自身に驚くはずです。5月18日の取り扱い開始に合わせて、新しい貯金習慣をスタートさせましょう。







