資産運用

中東情勢で揺れる今、注目すべき投資先は?

投資を行っている人にとって、地政学リスクによる相場の急変はリスクであると同時に、ポートフォリオを見直すチャンスでもあります。どう資産を動かすべきか、All Aboutマネーガイドの酒井富士子さんに戦略を聞きました。※サムネイル画像:PIXTA

酒井 富士子

酒井 富士子

60代の得する働き方 ガイド

ファイナンシャル・プランニング技能士

経済ジャーナリスト。株式会社回遊舎 代表取締役。上智大学新聞学科卒業後、日経ホーム出版社に入社。「日経ウーマン」「日経マネー」副編集長歴任後、リクルートに入社。「赤すぐ」(赤ちゃんのためにすぐ使う本)副編集長を経て、2003年から現職。近著に『60代の得する「働き方」ガイド』がある。

...続きを読む

個別株投資を行っている中級者にとって、地政学リスクによる相場の急変はリスクであると同時に、ポートフォリオを見直すチャンスでもあります。不透明な時代に、プロはどう資産を動かすべきだと考えるのか。経済ジャーナリストでAll Aboutマネーガイドの酒井富士子さんに戦略を聞きました。

中東情勢の影響で物価高や円安が加速。今、注目すべき投資先は?

まず念頭に置くべきなのは、今回の中東情勢の影響でさらに物価高が進むだろうということです。原油高の影響は、今すぐ情勢が落ち着いたとしてもしばらく残るでしょう。

こうした局面ではよく「有事の金(ゴールド)」が話題になりますが、あえて今、金に多く投資する必要はないと考えます。そもそも金は利息を生みませんし、ポートフォリオの5%程度を持っていれば十分なもの。それよりも、現実に起きている円安や物価高に負けない資産を持つことを意識しましょう。

具体的には、円安対策として「オルカン(全世界株式)」などの海外資産をしっかり持つこと。そして、国内では金利上昇の恩恵を受けられる「個人向け国債(変動10年など)」が、とても現実的で賢い選択肢になります。

個別株に目を向けるなら、銘柄選びのヒントは国の政策にあります。今注目すべきは、高市政権も推し進めている「戦略17分野」に関連した銘柄です。これは防衛やエネルギー、半導体など、有事であっても国が戦略的に強化していく分野です。

投資先を迷うなら、まずはその“ど真ん中”にある企業を見てみるのがいいでしょう。具体的には、三菱重工や日立製作所といった日本を代表する強い企業です。こうした国策に直結し、不透明な情勢下でも事業の軸が揺るがない銘柄をチェックしてみてはいかがでしょうか。

【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで資産運用の書籍をチェック!楽天市場で資産運用関連の書籍をチェック!
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2026/4/30まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます