資産運用

「物価高で生活が苦しく、投資に回すお金が負担に……やめてもいい?」専門家がアドバイス

止まらない物価高に、光熱費や食費の負担……。将来のためにと始めた新NISAやつみたて投資も、今の生活を圧迫するようでは本末転倒です。All Aboutマネーガイドの酒井富士子さんに、対応策を教えてもらいました。※サムネイル画像:PIXTA

酒井 富士子

酒井 富士子

60代の得する働き方 ガイド

ファイナンシャル・プランニング技能士

経済ジャーナリスト。株式会社回遊舎 代表取締役。上智大学新聞学科卒業後、日経ホーム出版社に入社。「日経ウーマン」「日経マネー」副編集長歴任後、リクルートに入社。「赤すぐ」(赤ちゃんのためにすぐ使う本)副編集長を経て、2003年から現職。近著に『60代の得する「働き方」ガイド』がある。

...続きを読む

止まらない物価高に、光熱費や食費の負担……。将来のためにと始めた新NISAや積立投資も、今の生活を圧迫するようでは本末転倒です。

経済ジャーナリストでAll Aboutマネーガイドの酒井富士子さんに、資産を守りながら今の生活も守る「投資の調整術」を教えてもらいました。

積立投資に回すお金を負担に感じてきたら、やめてもいい?

もし物価高の影響で家計が圧迫され、積立投資を続けるのが心理的・経済的にキツいと感じるなら、「売却(解約)」ではなく「減額」を検討してみましょう。

0か100かで考える必要はありません。例えば月3万円積み立てていたのを、月1万円や5000円に減らしてでも「投資の席」に座り続けることが重要です。

一度やめてしまうと、再び始めるタイミングをつかむのは難しいもの。手続きはもちろんのこと、心理的なハードルもぐっと上がります。少額でも継続することで、複利の効果を途絶えさせないようにしましょう。

投資の前に「半年~1年分の生活費」を確保して

ただし、「半年~1年分の生活費」としての現金(生活防衛資金)が手元にあることが大切。これが確保できていない状態で投資を続けるのは、リスクが高すぎます。

もし手元の現金が心もとないなら、まずは積立額を最小限まで絞り、浮いた分は預金などに回してください。投資で資産を増やすこと以上に、有事や不測の事態に耐えられる家計を作ることのほうが、今の時代には重要です。

まずは現金をしっかり確保した上で、無理のない範囲で細く長く投資を続けましょう。この柔軟さが、長く資産形成を続けるための秘訣(ひけつ)です。

【編集部おすすめの購入サイト】
Amazonで資産運用の書籍をチェック!楽天市場で資産運用関連の書籍をチェック!
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2026/4/30まで)を実施中です!

※抽選で20名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
掲載情報の正確性・完全性については十分に配慮しておりますが、その内容を保証するものではなく、これに基づく損失・損害などについて当社は一切の責任負いません。
最新の情報や詳細については、必ず各金融機関やサービス提供者の公式情報をご確認ください。

あわせて読みたい

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます