中東情勢の緊迫や原油価格の高騰など、連日のニュースを見てこのまま投資を続けて大丈夫か、と不安を感じている方も多いのではないでしょうか。経済ジャーナリストでAll Aboutマネーガイドの酒井富士子さんに、有事の際の「投資の心得」を教えてもらいました。
相場が不安定なときは、一度投資を止めたほうがいい?
結論から言うと、投資信託で積立投資をしているなら、何もせず、普段どおりに続けることが一番大切です。
新NISAで「オルカン(全世界株式)」や「S&P500」などを買っている方は、数年ではなく10年、20年という長期のスパンで資産形成を考えているはず。
相場が下がったときは、同じ金額でより多くの口数を安く買える、いわばバーゲンセール状態です。ここで止めてしまうと、将来相場が回復したときの恩恵を逃してしまいます。
有事のときこそ、一喜一憂せずに淡々と積み立てる、ある種の鈍感力を味方につけましょう。
一方で、個別株式投資をしている場合、ニュースを見るたび不安にかられたり、心配で夜も眠れないほどストレスを感じたりしているなら、それは自分のリスク許容度を超えて投資をしている証拠。
思い切って「半分売却する」、あるいは「含み損が出ている銘柄を整理して現金比率を高める」ことで、心の平穏を取り戻せるレベルまで調整するのが得策です。







