資産運用

ゆうちょ銀行・郵便局で買える投資信託、プロのおすすめは?注目の「つみたて型ファンド」3選

相場の先行きが読みにくい今こそ「つみたて型ファンド」に注目です。毎月コツコツ投資することでリスクを抑えながら資産形成を目指せるのが特徴。本記事では、ゆうちょ銀行の売れ筋商品の中から、初心者でも始めやすい3つのファンドを紹介します。※サムネイル画像:PIXTA

田代 昌之

田代 昌之

資産運用・ビットコイン ガイド

1979年生まれ、中央大学文学部卒業。新光証券(現みずほ証券)やシティバンク、投資助言会社などでアナリスト業務やコンプライアンス業務を経験したのち、暗号資産交換業者や証券会社の取締役に従事。2026年よりIRコンサルティングを手掛けるU's企画に参画。

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ゆうちょ銀行の窓口やATMで、投資信託の案内を目にすることが増えました。定期預金のほかに資産運用が気になっているものの、「どれを選べばいいのか分からない」と迷っている方も多いのではないでしょうか。

実は、ゆうちょ銀行では、投資信託の販売金額や販売本数などのランキングを随時公開しています。その上位商品の中から、金融文筆家でAll Aboutマネーガイドの田代昌之さんに、初心者でも取り組みやすい投資信託の3商品を厳選してもらいました。

今回のテーマは、少額からコツコツ積み立てたい人向けのつみたて型ファンドです。プロはどこに注目して選んでいるのか、早速見ていきましょう。

急変動する株式市場ではやっぱり「つみたて投資」

つみたて型ファンドは、毎月一定額を自動的に投資する仕組みで、価格が高いときには少なく、安いときには多く購入することができます。これにより、購入価格が平均化され、高値づかみのリスクを抑える効果が期待できます。

投資のタイミングを考える必要がないため、初心者でも無理なく続けやすいのが大きな魅力です。

今回は、ゆうちょ銀行の販売金額ランキング(1カ月:2026年2月1日~28日)の中から、初心者でも取り組みやすく、分散効果の高い商品を3つ厳選してご紹介します。

つみたて全世界株式

基準価額:
3万47円(2026年4月3日時点)

商品内容:
MSCI ACWI(日本を含む先進国・新興国全てに分散投資した指数、通称:オルカン)に連動するインデックス(指数)ファンドです。約2000銘柄に投資し、国・通貨の分散も効いています。

今後のポイント:
世界経済の成長を広く取り込めるため、長期的な安定性が高いのが特徴です。突出した利益は出にくい傾向もありますが、バランス重視の長期投資に適しています。

基準価額騰落率:
+190.64%(設定来/2026年3月末日基準)

※編集部注
基準価額騰落率とは、手数料などを差し引いた後の価値が何パーセント変化したかを示す実績値です(過去の実績であり、将来の運用成果を保証するものではありません)。

例えば、+200%であれば、運用開始時に投資した100万円が、現在300万円(3倍)に成長しているという実績を意味します。

つみたて先進国株式

基準価額:
3万7686円(2026年4月3日時点)

商品内容:
MSCIコクサイ・インデックス(日本を除く先進国の株価動向を示す代表的な指数)に連動します。米国中心の企業に投資でき、円安時には為替の利益も取り込めます。

今後のポイント:
米国のテクノロジー企業などの成長が続けば、高い収益が期待できます。一方、世界的な金利上昇や株価の調整の影響を受けやすい点には注意が必要です。

基準価額騰落率:
+263.85%(設定来/2026年3月末日基準)

つみたて日本株式(TOPIX)

基準価額:
2万7420円(2026年4月3日時点)

商品内容:
国内株式に広く分散投資し、TOPIX(東証株価指数)(配当込み)に連動するインデックスファンドです。指数に投資しますので、余計な手数料がかからないことから長期積立に向いています。

今後のポイント:
賃上げやインフレ定着などによる成長回復が追い風です。一方、円高などの影響を受けやすく、海外に比べて成長力はやや限定的です。

基準価額騰落率:
+163.12%(設定来/2026年3月末日基準)

「時間」と「分散」を最大限生かそう

つみたて型ファンドの最大の魅力は、「時間」と「分散」を味方につけられる点です。相場は短期的に上下を繰り返しますが、長期では成長が期待されます。そのため、一度に投資するよりも、毎月コツコツ積み立てることで価格変動の影響を抑えながら資産形成が可能です。

また、日本株・先進国株・全世界株といった投資対象を組み合わせることで、自分に合った資産配分も実現できます。「どれが正解か」を考え過ぎず、「続けられるか」が重要です。

投資は早く始めるほど有利です。無理のない金額から始め、長期視点で積み立てることが将来の資産形成への第一歩となるでしょう。

※金融商品に関する情報は、記事執筆時点のものになります。詳細は各社が発表している株主優待内容をご確認ください。記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告なく変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、ご自身の責任でお願いします。

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