国債・債券

【2026年3月】個人向け国債固定3年とネット銀行の定期預金に100万円預けたときの利息の違いは?

「リスクを避けつつ、少しでも有利な運用先を選びたい」と考えるのは誰もが望むことではないでしょうか。もし個人向け国債と定期預金に100万円を預けた場合、手元に残る利息にどれだけの差が出るのか見てみましょう。※サムネイル画像:amanaimages

舟本 美子

舟本 美子

おひとりさまのお金・ペットのお金 ガイド

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「リスクを避けつつ、少しでも有利な運用先を選びたい」と考えるのは誰もが望むことではないでしょうか。その中でも、元本が保証されている「個人向け国債」や「ネット銀行の定期預金」は、初心者にとって最も安心できる資産運用の選択肢といえます。

今回は、それぞれに100万円を預けた場合、3年後に手元に残る利息にどれだけの差が出るのか、具体的な数字でシミュレーションしてみましょう。
個人向け国債固定3年とネット銀行の定期預金に100万円預けたときの利息の違いは?※サムネイル画像:amanaimages 

個人向け国債固定3年とネット銀行の定期預金に100万円預けたときの利息の違いは? ※画像:amanaimages

【2026年3月】個人向け国債・固定3年を「金利1.34%」で100万円購入すると、3年後にもらえる利息はいくら?

個人向け国債の利息は半年ごとに受け取ることができます。個人向け国債・固定3年(金利1.34%/年)を100万円購入した場合、満期(3年後)までの受取利息の総額は以下の通りです。

・税引き前の受取利息:約4万200円
・税引き後の受取利息:約3万2034円


受け取った利息からは、税率20.315%分が差し引かれます。

参照:固定3年「第190回債」 財務省

【2026年3月】ネット銀行の定期預金に100万円預け入れたら、3年後の満期時にもらえる利息はいくら?

2026年3月時点で、ネット銀行の中でも高金利な3年定期預金の一例として、SBJ銀行の円定期預金「はじめての定期預金〈はじめくん〉」があります。

●高金利の定期預金例(2026年3月時点)
【SBJ銀行】
・商品名:はじめての定期預金〈はじめくん〉
・金利:年1.4%(3年・単利型)
・預入額:10万円以上、1人500万円まで
・対象者:日本に居住している個人の方
・他の選択肢:3年以外に、6カ月(年0.9%)・1年(年1.35%)・2年(年1.4%)・5年(年1.45%)もあり

こちらの商品の利息計算は「単利(たんり)」方式です。単利とは、預け入れた「最初の元本(100万円)」に対してのみ利息がつく計算方法です。

参照:SBJ銀行「はじめての定期預金〈はじめくん〉」

「はじめての定期預金〈はじめくん〉」に、100万円を預け入れた場合、3年後に受け取れる利息は以下の通りです。

・税引き前の受取利息:約4万1999円
・税引き後の受取利息:約3万3468円


こちらも、受け取った利息から、税率20.315%分が差し引かれます。

2つの運用先を比較した結果、ネット銀行(SBJ銀行)の方が、3年間で「1434円」多く利息を受け取れることが分かりました。もし、「1円でも多く増やしたい!(2026年3月時点)」なら、ネット銀行が有利です。

しかし、今回ご紹介した「はじめての定期預金〈はじめくん〉」は、SBJ銀行の新規口座開設者向けキャンペーンという側面があります。

過去に利用したことがある場合、または新規口座を開設した後、開設月を含めて3カ月間を過ぎた場合の預け入れには適用されないため、ご自身が「対象者」であるかどうかを確認しておきましょう。

ネット銀行の定期預金、中途解約するときの注意点

今回の試算ではネット銀行の利息がわずかに上回りましたが、金利の高さだけではなく、必ず確認しておきたいことがあります。それは、「満期前に解約したくなったとき」のルールの違いです。

●定期預金は「ペナルティー」と「一括解約」に注意
定期預金は、原則として満期まで預けることが前提の商品です。途中で解約すること自体は可能ですが、以下の制限があります。

【中途解約利率の適用】
当初の高い金利ではなく、大幅に低い金利に変更されてしまいます。SBJ銀行「はじめての定期預金〈はじめくん〉」の場合、解約時点の普通預金利率(2026年3月時点では0.3%)が適用されます。

【「一部解約」ができない】
一般的に定期預金は、100万円預けているうちの「10万円だけ引き出す」といったことができません。急にお金が必要になった場合、全額を一括解約しなければならないケースがほとんどです。

●個人向け国債は「1万円単位」で部分解約ができる
一方で、個人向け国債は「いざというとき」の柔軟性に優れています。

【1万円単位で現金化】
購入から1年が経過すれば、必要な分だけを1万円単位で中途換金(解約)できます。

【ペナルティーの範囲】
「直前2回分の各利子(税引き前)相当額×0.79685」が差し引かれます。元本割れすることはありません。

もしもの出費があるかも、現金化しやすい方がいいという方は、必要な分だけを切り崩せる個人向け国債の方が、安心感につながるかもしれません。

まとめ

利息の多さで選ぶなら「ネット銀行の定期預金」ですが、新規限定などの条件や中途解約時の「一括解約・低金利ペナルティー」には注意が必要です。一方、「個人向け国債」は1万円単位で部分解約ができる柔軟性が魅力。3年という期間だけに、目先の数字だけでなく「引き出しやすさ」も含めて、納得のいく預け先を選びましょう。
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