
物価高が止まらず、家計への影響が続いています。これまで当たり前のように買っていた、食べていたものも値段が上がってしまい、仕方なく我慢せざるを得ない人も多いはず。
All About編集部は全国10~70代を対象に「物価高で我慢していること」に関するアンケートを実施しました。その中からユーザーのリアルな生活実態を紹介します。
電気、ガソリン、米の値段が……
今回紹介するのは、北海道に住む46歳男性の生活実態です。
【北海道在住46歳男性世帯、1カ月の出費内訳】
・家族構成:既婚(子あり)
・雇用形態:正社員
・職業:工場勤務
・世帯年収:430万円
・貯蓄:0円
・家賃(住宅ローン):7万8000円
・間取り:3LDK(一軒家)
・食費:5万円
・交際費:5000円以下
・電気代:5万円
・ガス代:0円
・水道代:6000円
・車の維持費:1万円(ガソリン代)
男性は、物価高によって、以前は当たり前に買っていたものを買い控えたり、完全に買わなくなったりしたものがあるといいます。
「コンビニ弁当です。生活の基盤である、電気代やガソリン代、米などの物価が上がってしまい、お金がないため」
男性はコンビニではなく、業務スーパーやトライアル、産直市場など、安価な店で買うようにしているそう。家計のやりくりの苦労が垣間見えました。
衝撃を受けた
物価高による影響は家計だけではなく、スーパーやコンビニで販売されている商品にも及んでいます。販売される商品の価格は変わらないまま内容量が減っていく、いわゆる「ステルス値上げ」はSNSでたびたび話題になります。
男性は「ポテトチップス」にステルス値上げを感じているといいます。
「たまたま買って開けたら、値段が高くなったのに内容量が減っていて、衝撃を受けた」
男性は「もともと優良企業で経営が苦しいというなら、商品価格に転嫁しないで、役員の数や役員報酬などの無駄を削ればよい」と、企業へ不満を抱いているようです。
「子どもの習い事代」だけは削りたくない
男性は物価高の影響で、頻度を減らしたり質を下げたりした「娯楽・趣味」があるそう。
「物価高で生活費が増えて、外食も値段が高く行こうと思わなくなった。以前は年に1回近場の旅行に行けたが、生活に余裕がないので行かなくなった」
物価高で、好きなものまで奪われた厳しさがうかがえます。
また最近は、本当は食べたいのに、値段を見て泣く泣く棚に戻した切ない経験もあったそうで……。
「菓子を購入したいと思ったが、200円程の菓子を10回我慢すれば2000円になると思って、我慢した」
いろいろなことを我慢しなければいけない状況の中、男性は「子どもの習い事代」だけは削りたくないといいます。
「子どもが楽しんで頑張っていることを最低1つはかなえてあげたいから」
節約などで我慢の連続。それでも、子どもへのお金は惜しまない男性から深い愛情を感じました。
<調査概要>
物価高で我慢していることに関するアンケート
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2026年2月5~6日
調査対象:全国10~70代の250人(男性:77人、女性:168人、回答しない:4人、その他:1人)
※回答者のコメントは原文のまま記載しています。
※本記事の出費内訳はアンケートの回答に基づいた「主な項目」のみを記載しています。回答に含まれない社会保険料や税金、民間の保険料、不定期な支出、使途不明金などは考慮されていないため、収支合計が一致しない場合があります。
※本記事で紹介している人物のプロフィールや数値などは、プライバシー保護のため編集部で一部改変している場合があります。






