国債・債券

個人向け国債ってどうやって買うの?ゆうちょ銀行での買い方も簡単解説

銀行に預けていても利息はわずか。かといって株や投資信託は元本割れが怖くて手が出せない……。そんな方の選択肢として注目されているのが「個人向け国債」です。今回は、初心者の方に向けて国債の買い方を分かりやすく解説します。※サムネイル画像:amanaimages

舟本 美子

舟本 美子

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銀行に預けていても利息はわずか。かといって株や投資信託は元本割れが怖くて手が出せない……。そんな方の選択肢として注目されているのが「個人向け国債」です。

しかし、いざ始めようと思うと「国債ってなんだか難しそうだし、手続きも面倒では?」と、踏みとどまっている方も多いかもしれません。

じつは個人向け国債は最低1万円から購入でき、手続きの手間も定期預金とほとんど変わりません。今回は、初心者の方に向けて国債の買い方を分かりやすく解説します。

個人向け国債ってどんな商品?

個人向け国債は、国に一定期間(3年、5年、10年)お金を貸し、その対価として利息を受け取ります。利息は半年ごとに支払われ、満期が来たら元本が戻ってくる仕組みです。

つまり、「一定期間お金を預け入れて利息を受け取る」という点では、銀行の定期預金とよく似ています。

こうした基本を押さえたうえで、個人向け国債の購入までの流れを3つのステップで解説します。
個人向け国債購入までの3ステップ(編集部作成)

個人向け国債購入までの3ステップ(All About編集部作成)

ステップ1:取扱金融機関を確認する

個人向け国債を初めて購入する際は、証券会社、銀行、郵便局などで、「国債専用の口座(振替口座)」を開設する必要があります。

多くの金融機関で取り扱いがあり、財務省の取扱金融機関一覧で確認することが可能です。また、窓口に行かずにインターネットで購入できる機関もあります。

銀行の一例:
ゆうちょ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行など

証券会社の一例:
野村證券、大和証券、SBI証券、楽天証券、マネックス証券など

※2026年2月現在、ネット完結で購入できるのは全取扱機関のうち28機関に限られています。まずは普段使っている銀行が対応しているかチェックしてみるのもよいでしょう。

ステップ2:口座開設に必要なものを揃える

口座開設には、本人確認書類や印鑑の準備が必要です。
 
  • 本人確認書類(運転免許証、健康保険証など)
  • マイナンバー(個人番号)
  • 印鑑(窓口で手続きの場合など)
 
なお、ネット証券などで、すでに総合口座を持っている場合は、オンライン上で追加の手続きのみで済むこともあります。詳しくは口座を有する金融機関に確認してみましょう。

国債を購入する際には、購入代金、利息を受け取るための口座情報(預金通帳)などが必要になります。

ステップ3:商品を選び、申し込みをする

個人向け国債は以下の3種類の商品があり、毎月募集が行われています。

・変動10年:半年ごとに実勢金利に合わせて金利が見直される
・固定5年:5年間、金利が変わらない
・固定3年:3年間、金利が変わらない

購入の申し込みは、毎月設定されている「募集期間」内に行います。通常、月初めに発行条件の公表があり、その翌営業日から約1カ月間が募集期間です。

金融機関の窓口で相談しながら、あるいはインターネットで手軽に行うのでもOK。いずれの場合も自分に合った方法で手続きしましょう。

参照:個人向け国債「買い方」

対面で購入したい場合は「ゆうちょ銀行」が便利

ここからは、ゆうちょ銀行での国債購入を例に、ポイントを紹介します。

「ネットでの手続きは不安なので、対面で説明を聞きながら購入したい」という方にとって、全国に店舗があるゆうちょ銀行の窓口は、身近な相談先です。

ゆうちょ銀行で個人向け国債を購入する場合、手数料はかからず「購入代金」のみを支払います。支払いから受け取りまでの主なポイントは以下の通りです。

・支払いは「通常貯金」からの引き落としのみ
貯金窓口では、現金で直接国債を購入することはできません。購入代金は、申し込み者の「通常貯金」から引き落とされる「約定購入」で行われます。

・残高の準備
購入代金の引き落としは、募集期間最終日の翌営業日に行われます。窓口での申し込みを終えたら、引き落としが行われるまでに通常貯金口座へ代金を入金しておきましょう。

・受け取りも自動でスムーズ
半年ごとに支払われる利息や、満期時の元本、あるいは途中で売却した際の代金などは、原則として全て通常貯金口座へ自動的に預け入れられます。
 
窓口で一度相談して安心感を得られたら、2回目以降は「ゆうちょ通帳アプリ」や「ゆうちょダイレクト」を活用し、自宅から手続きを行うことも可能です。

参考:ゆうちょ銀行「スマホ・パソコンでの手続き」

1万円から始められる「無理のない資産運用」

2026年は、昨年から続く金利上昇もあり、個人向け国債の金利も徐々に上がっています。定期預金以外の「お金の置き場所」を検討するにはとてもよい時期です。

まずは、お近くのゆうちょ銀行などの窓口で話を聞いてみたり、ネット証券の公式Webサイトをチェックしてみたりすることから始めてみませんか? 無理のない金額で、新しい資産管理の一歩を踏み出してみましょう。
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本記事の内容は一般的な情報提供を目的としており、特定の金融商品や投資行動を推奨するものではありません。
投資や資産運用に関する最終的なご判断はご自身の責任において行ってください。
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