南太平洋の中でもリゾートホテルが充実しているフィジーがどんなところかをご紹介しましょう。
どんなところ?
小さな島のイメージがあるフィジーですが、ビチレブ島にはこんな雄大な自然も |
人口比率はフィジー系47.8%、インド系47.4%、その他4.8%。フィジー系はほぼ100%が敬虔なクリスチャン、インド系はヒンドゥやイスラム教徒に分かれ、一部中国系に仏教徒なども含まれます。
エリア別紹介
●ナンディ周辺/ビチレブ島
ナンディには本格的なゴルフコースもあります |
市街の賑やかなメインストリートには、インド料理や中華、日本食などのレストラン、木彫りのハンディクラフトやココナッツソープなどの土産物店などが軒を連ねています。フルーツやスパイスなどが並ぶ市場に訪れてみるのも興味深いでしょう。また、クルーズや本格的なゴルフコースなど、各種アクティビティも、ナンディ発着のものが多くあります。
ママヌザ諸島へ渡るマリーナも、ナンディエリアのデナラウマリーナからとなります。
アクセス/ナンディ国際空港からは車で約20分圏内です。
●コーラルコースト/ビチレブ島
ビチレブ島のもうひとつのリゾートエリアが、南部の海岸線に延びるコーラルコーストです。こちらも気候的に雨が少ないのが特徴です。
ナンディからクィーンズロードを南下したコーラルコーストは、早くからリゾート開発が始まったエリア。ビチレブ島有数の美しいビーチで知られています。内陸へ分け入るツアーや海遊びなど、アクティビティが幅広く揃っています。
アクセス/ナンディ国際空港からコーラルコーストの中心地シンガトカへは、ナンディから車で約1時間30分。
●ママヌザ諸島(リゾート・アイランズ)
宝石箱を打ちまけたように美しい島々がちらばるママヌザ諸島。これはマナ島 |
ナンディからアクセスしやすいママヌザ諸島は、島を丸ごとリゾートにした1島1リゾートの集合体です。1島1リゾートとは、住民がおらず、ゲストとスタッフのみのプライベート感覚溢れるバカンス空間。島ごとに個性が多彩で、マリンスポーツも各種揃っています。パッケージツアーでおなじみのマナ島があるのも、このエリアになります。
1島1リゾートといえば、モルディブもそうですね。水平線ぎりぎりの島が多いモルディブに対して、フィジーはどちらかというと、丘のような小山を抱いた島が多いのが特徴でしょう。
ナンディからの日帰りツアーもありますが、できれば連泊して、ゆっくり過ごすことをおすすめします。
アクセス/島ごとに異なりますが、ナンディから水上飛行機利用ならば約10~15分、フェリーならば約30分~2時間30分。
=>次のページではセレブに人気が高いヤサワ諸島や、フィジーの素朴さが味わえる離島をご紹介します