お金は言われた通りの金額を支払うのがカッコイイという時代は終わりました。自分が頼んだモノ、買ったモノが含まれているか、含まれていないのか。明細を確認することが本当の意味でスマートなお金の使い方なのです。また自分の考えていた金額と違う時には、お店の人に申し出て商品の間違いがないかも確認することが大切です(画像:amanaimages)
支払いを後回しにせず、きちんと対応するのは素晴らしい心がけだといえるでしょう。
とはいえ、内容を確認せずに「すぐ払う」ことが習慣になってしまうと、知らないうちに貧乏体質へ近づいてしまうことがあるのをご存知でしょうか。大切なお金で後悔しないためにも、支払う前に一度立ち止まり、じっくり確認する習慣を身に付けておきたいものです。
明細はしっかりチェックしよう
請求書や会計伝票を渡された時、合計金額だけを見てすぐに支払ってしまう人は意外と多いものです。「すぐ払うのがカッコいい」と思っている人もいるかもしれませんが、ここは少し注意が必要です。支払う前には、何にいくらかかっているのか、明細をしっかり確認するようにしましょう。自分がオーダーした品物がきちんと記載されているか、値札で見た金額と会計時の金額が一致しているかを確認することが大切です。
もし金額が違っていると感じたら、「〇〇円ではありませんか?」と一度確認し、納得した上で支払うようにしてください。カッコつけて確認せずに支払った結果、自分のオーダー以外のものまで支払ってしまったり、本来より高い金額を払っていたりすれば、それはお金の無駄遣いになってしまいます。
また、バーなどで金額のみを提示されて支払う場合も要注意!
お店によっては、端数の切り上げ・切り下げのルールがあったり、百円単位や千円単位での会計になっていたりすることがあります。
特に夜の街では、サービス料が数十%かかるケースも珍しくありません。内容をよく確認しないまま支払ってしまうと、自分のオーダー以外の金額が含まれていたというトラブルにつながることもあります。気持ちよく、納得して支払うためにも、分からない点は事前に確認する姿勢が大切です。
スーパーのレシートも見逃さない
物価高の今、スーパーで底値買いを意識している人も多いと思いますが、レシートを確認せずに帰ってしまう人が多いのも事実です。スーパーでは日々値札の貼り替えや価格変更が行われているため、認識していた金額と、実際に会計された金額が異なることも少なくありません。レジで一つひとつ確認するのは難しくても、会計後のレシートならその場でチェックできますよね。
購入した商品が全て入っているか、金額に違いがないかを確認し、もし誤りがあれば担当者に申し出て返金や返品の対応をしてもらいましょう。会計後に申し出るのは恥ずかしいと感じる人もいますが、金額が違っていれば伝えるのは当然のことです。
また、その指摘が他のお客さんにとっても有益な情報となり、結果的によい運を引き寄せる行動につながることもあります。
「早く払う」より「正しく払う」を意識しよう
すぐにお金を払うカッコよさよりも、内容を確認し、正確に支払うことを意識してみてください。その小さな習慣が、無駄な出費を防ぎ、貧乏体質から遠ざかることにつながります。大切なお金だからこそ、納得した上で気持ちよく支払いたいものですね!







