「投資って、やっぱり怖いかも……」「せっかくコツコツ貯めてきたお金、1円も減らしたくない」そう感じている方は、きっと少なくないはずです。
最近は新NISAの話題があふれ、「投資を始めるべき」という空気が広がっています。でも、株や投資信託には、利益が出る可能性がある一方で、元本が減ってしまうリスクもつきもの。「お金を増やす=投資」そんな風に思い込んで、少し疲れてしまった人もいるのではないでしょうか。
実は今、定期預金などでも、上手に使って確実にお金を増やせる時代になってきています。
今回は、「高金利なネット銀行」で今あるお金を働かせ、「ゆうちょ銀行」で未来のお金を確実に貯める、5年後に「やっておいてよかった」と思える具体的な方法を解説します。

戦略1:「一括で預けるお金」はネットの高金利がつく定期預金に
まずは、「今すぐ使う予定はないけれど、大事に取っておきたいお金」がある場合。例えば100万円の貯金があるとしたら、そのお金を普通預金に眠らせておくのは、ちょっともったいないかもしれません。そんなときは、オリックス銀行の定期預金、優遇金利プログラムを検討しましょう。
●オリックス銀行の定期預金に100万円を一括で5年間、預けた場合のシミュレーション
・商品名:eダイレクト定期預金 優遇金利プログラム(5年)
・対象者:新規口座開設者限定
・金利:年1.55%(2026年6月時点)
・利息計算方法:半年複利
・預け入れ額:100万円以上1円単位
・5年間預けた場合の利息(税引き後):約6万3956円
・5年後の合計:約106万3956円
利息からは一律20.315%の税金が引かれます。
これが、仮にメガバンクの普通預金やゆうちょ銀行において同様の通常貯金だと、金利は年0.3%(2026年6月時点)。5年後の利息は約1万1953円(税引き後)※。お金の「置き場所」を変えるだけで、5年間で約5.4倍もの利息が得られます。しかも、元本保証つき。投資のように元本割れの心配はありません。※金利も預金残高も変わらなかった場合。
参照:オリックス銀行「eダイレクト定期預金 優遇金利プログラム(5年)」
戦略2:「毎月のお金」はゆうちょ銀行で自動的に貯める
ゆうちょ銀行には、日常使いのお金(通常貯金)とは別に、ゆうちょ版の積立型の貯蓄商品「自動積立定額貯金」があります。半年複利で利息がつき、6カ月たてば自由に引き出せる貯金箱のような存在です。
●自動積立定額貯金とは?
イメージとしては、通常貯金(お財布)から、自動積立定額貯金(貯蓄ボックス)へ、毎月コツコツ自動でお金を移してくれる仕組みです。
「気付いたらお金が貯まっていた!」という状態をつくりやすい貯金方法です。自動積立定額貯金の主な特徴をまとめると次のとおりです。
【預け方(積み立ての期間)】
・毎月の積立(月1回)と、必要があれば特別な月(年6回まで)に追加積立も可能。
・積立は最長6年間・最大108回まで設定できます。
【金利・計算方法】
・金利は半年複利で計算されます。複利は、元金についた利息を含めて利息が計算されます。コツコツ型の積立と相性がよい仕組みです。
【引き出し方法】
・預けた日から6カ月が過ぎれば、いつでも払い出しができます(ペナルティーなし)。急な出費があっても安心です。
【1回の積立金額】
1000円以上(1000円単位)で自由に設定できます。
●毎月1万円・5年間(60カ月)積み立てた場合のシミュレーション
・商品名:自動積立定額貯金
・対象者:通常貯金の口座開設者
・金利:年0.51%(2026年6月時点)
・利息計算方法:半年複利
・積立合計:60万円
・5年間積み立てした場合の利息(税引き後):約6210円
・5年後の合計:60万6210円
なお、受取利息からは一律20.315%の税金が引かれます。
5年後に受け取る利息は「6210円……それだけ?」と思うかもしれませんが、減らさず・自動的に・強制的にお金を貯められるのが、この貯金のいい点です。
自動積立定額貯金の金利は、高いとは言えず、5年後の利息も大きくありません。しかし、「積み立てるお金が減らない」「自動で貯まる」という特徴は強みです。
参照:自動積立定額貯金 ゆうちょ銀行
5年後に手にする「財産」とは?
この「ネット銀行の定期預金で100万円を運用+ゆうちょ銀行の自動積立定額貯金」を5年間続けた場合、それぞれの通帳の残高を合計すると約167万円になります。
もし株や投資信託に同じくらいのお金を預けていたら、もっと大きく増えていた可能性もあるでしょう。しかし、この5年間の歩みには、投資にはない価値があります。
・元本割れのストレスを抱えずに済んだこと
どんなに世界情勢や市場環境が変化しても、通帳の残高は着実に増えていきます。「減るかもしれない」という不安に振り回されることなく、お金と付き合えたことは大きな安心感につながるでしょう。
・「貯める習慣」が身についたこと
毎月コツコツと自動積立定額貯金を続けることや、高金利の預け先を選んで預けておく。この積み重ねによって、お金を管理する習慣が自然と身についていきます。
・次の選択肢を広げるための資金ができたこと
約167万円というまとまった資金があれば、そのまま預金を続けることもできますし、将来的に投資や趣味、旅行など、自分が本当にやりたいことのために活用することもできます。
2026年は「預け先の使い分け」で着実に増やす
一括資金(100万円~)で、オリックス銀行などの高金利定期で、放置して増やす。また、毎月の積立は、ゆうちょ銀行の自動積立定額貯金で、「毎月着実に貯まる」仕組みを作る。
5年後、通帳をそっと開いたとき、「大きな勝負はしなかったけれど、ちゃんと積み重ねてきたな」。そんな静かな満足感とともに、過去の自分に感謝できるでしょう。







