夏のボーナスが入るこの時期、「せっかくなら少しでも有利な場所に預けたい」と考える方も多いのではないでしょうか。これまでは「とりあえず、ゆうちょ銀行へ」という選択をする人も多かったでしょうが、最近は地方銀行のインターネット支店やネット銀行を中心に、年1~3%台の高金利キャンペーンも目立つようになっています。
ただし、金利が高くても「1カ月限定」「新規口座開設が条件」など、内容はさまざまです。数字だけを見ると魅力的でも、「実際にいくら増えるのか」は意外と分かりにくいもの。そこで今回は、ボーナス50万円を預けた場合の「税引き後の受取利息」を比較してみましょう。

【1カ月もの】超高金利年3%!イオン銀行「定期預金」
まずは、短期間で高金利を得たい方へ向けた、驚異の「年3%」のキャンペーンです。
イオン銀行で新たに口座を開設した方限定の特別な定期預金で、わずか1カ月の超短期ですが、トップクラスの金利を享受できます。
・金利:年3%(2026年6月時点)
・預入期間:1カ月
・預入金額:1万円以上500万円まで(1円単位)
・適用条件:新規に口座開設のうえ、預け入れまでにインターネットバンキングへ登録すること。さらに、口座開設日の翌々月末までに、店舗またはネットから預け入れが必要。
この定期預金に50万円を1カ月間預けた場合の、税引き後の受取利息は「約983円」です。
参照:イオン銀行「定期預金」
【3カ月もの】超高金利年2%!北陸銀行「IBスタート定期預金」
「とにかく短期間で効率よく増やしたい、けれど1カ月では短すぎる」という方に向いているのが、北陸銀行の「IBスタート定期預金」です。
こちらは、個人向けインターネットバンキング(北陸銀行ポータルアプリ/ほくぎんダイレクトA)を初めて利用開始した方限定の特別な定期預金です。
・金利:年2%(2026年6月時点)
・預入期間:3カ月
・預入金額:1万円以上1000万円以内(1円単位)、5回まで分割預入が可能。ただし1明細当たり300万円が上限
・適用条件:北陸銀行の普通預金口座を持ち、インターネットバンキングを新規契約した個人
IBスタート定期預金は、利用登録の2日後から90日以内のみ預け入れが可能。
この定期預金に50万円を3カ月間預けた場合の、税引き後の受取利息は「約1965円」です。
【1年もの】超高金利年1.1%!香川銀行セルフうどん支店「超金利トッピング定期預金」
「1年間、じっくり好金利でお金を置いておきたい」という方向けには、香川銀行のインターネット専用の「セルフうどん支店」が提供する、全国どこからでも申し込める高金利な定期預金がおすすめです。
・金利:年1.1%(2026年6月時点)
・預入期間:1年
・預入金額:10万円以上100万円まで(1円単位)
・利用条件:セルフうどん支店セルフ総合口座を持っている個人
この定期預金に50万円を1年預けた場合の、税引き後の受取利息は「約4383円」です。
ゆうちょ銀行「定期貯金」
最後に、誰もがなじみのある安心の王道、ゆうちょ銀行の定期貯金を見てみましょう。
・金利:0.4%(2026年6月時点)
・預入期間:1年
・預入金額:1000円以上(1000円単位)
この定期貯金に50万円を1年預けた場合の、税引き後の受取利息は「約1594円」です。
参照:金利一覧-ゆうちょ銀行
まとめ
「年3%」「年2%」という数字を見ると、かなり大きく増えるように感じます。しかし、実際には「預入期間」が1カ月や3カ月と短いため、受け取れる利息は思ったほど大きくならないケースもあります。
例えば、今回の比較では、イオン銀行の年3%でも、50万円を1カ月預けた税引き後の利息は約983円。一方、金利は低めでも、1年間預ける商品のほうが、結果として受取利息が多くなる場合もあります。
つまり、定期預金は「金利の数字」だけではなく、
・預入期間
・税引き後でいくら受け取れるか
・途中で使う予定があるか
・キャンペーン条件は厳しくないか
まで含めて判断することが大切です。
特に、高金利キャンペーンは「新規口座開設限定」「預入上限あり」「期間限定」といった条件付きも少なくありません。「3%だからお得」と思い込まず、最終的に自分がいくら受け取れるのかを冷静に確認したいところです。







