2026年を有意義に過ごすためには、まず2025年のお金の流れを知ることから始める必要があります。何にいくら使ったのかが分かれば、その1年間で迎えるイベントの予算も立てやすくなりますし、無駄遣いの有無も把握できます(画像:amanaimages)
2025年のお金の流れを把握しよう
まず取り組んでいただきたいのは、2025年のお金の流れを把握することです。家計簿をつけているなら、項目別に見直すとより理解が深まります。家計簿をつけていない場合でも、2025年の手取り収入がいくらだったか、そして年末時点で預貯金がどれくらい残っているのかを確認するだけでも十分です。それだけで、1年間でどれくらい貯められたのか、あるいは貯められなかったのかが分かります。旅行へ行ったり、大きな買い物をしたりした記憶があれば、領収証や通帳の入出金記録、クレジットカードの明細などを見返すことで支出の流れが整理できます。何にいくら使ったのかが分かったら、2026年の予算を立てる際の参考になります。
2026年の予算を立てる
2026年に特別なイベントがある場合には、その内容を書き出し、おおよそどのくらいの費用が必要になるのかを一度整理しておきましょう。結婚、引っ越し、子どもの入進学、マイホーム購入、リフォーム、旅行など、生活の中にはさまざまな支出イベントがあります。いつ、どの程度の金額が必要になるかが分かれば、準備が整っているものはそのまま触らずに保管し、準備が不足している場合は、どのように貯めれば目標額に到達できるのかを考えることができます。ローンを利用する可能性がある場合は、必要な書類や手続きの確認もすすめておきましょう。あらかじめ予算を立てておくことは、無駄遣いの防止にもつながります。
使途不明金、無駄だったなと思ったお金があったときの対処法とは!?
また、2025年を振り返る中で、「使途不明金」や「これは無駄だったな」と思う支出に気付くこともあるかもしれません。その場合は、使った時の明細をきちんと残しておく習慣をつけたり、家計簿をつけたりして何にいくら使っているのかを把握することが大切です。必要な支出であれば、翌年からはあらかじめ予算に組み込んでおけば安心できます。
反対に、無駄だと感じた支出であれば、なぜそれを使ってしまったのかを考えてみることで、次の1年で改善できるポイントが見えてきます。あらかじめ「これは使わなくてもいいお金だった」と分かっていれば、2026年にはその支出をやめることができるはずです。
お金を貯める方向に振り分けたり、他に必要なことへ回したりと、より意識的な使い方へつながっていきます。
これらの3つの行動をすることで、お金との距離が近くなりますし、大切に使うという意識が生まれます。2025年は「やっちゃったなぁ」という人であれば、ぜひ、これら3つを行動に移して、2026年を有意義な1年にしましょう!







